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2021/06/06

大波乱のアゼルバイジャンGPはペレス(レッドブル)優勝

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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6月06日(日)16時(日本時間:21時)から今季F1第6戦アゼルバイジャンGPの決勝レースがバクー市街地コースを舞台に全51周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は25度、路面温度41度、路面はドライコンディションとなっている。
なお別掲のように、予選6位のノリス(マクラーレン)はペナルティにより3グリッド降格となっている。

スタートで大きな順位変動はなかったが、3周目にハミルトンがルクレールを抜いて首位に立つ。
4周目にオコン(アルピーヌ)がマシントラブルを訴えてガレージに戻る。
7周目にはフェルスタッペンもルクレールを抜いて2位に上がる。
一連のピットストップの結果、フェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢が1-2位にアップ、3位ハミルトンとなった。
31周目、ストロール(アストンマーティン)が左リヤタイヤをバーストさせてスピン・クラッシュしてストップ、マシンとデブリ(破片)回収のためセーフティカー導入に。
36周目にレース再開。
残り5周というところで今度は首位のフェルスタッペンがストレートで左リヤタイヤをバーストさせてストップ、セーフティカーに。
ストロールと同じアクシデントのようだ。
その後赤旗中断になり、レースは残り3周というところでピットレーン待機となり、全車ソフトタイヤに履き替える。

レースは18時10分(日本時間:23時10分)に再開。
17台によるスタンディングスタートで実質残り2周のレースということになる。
なお赤旗中断の最終日にピットレーンに戻らなかったラッセル(ウィリアムズ)ニ10秒のストップ&ゴー・ペナルティが科せられた。

再スタート直後、トップを狙ったハミルトンがなんとエスケープゾーンに逃げてポイント圏外の16位まで順位を落とす。
優勝はペレス(レッドブル)で、昨年のレーシング・ポイントでのサクヒールGP以来となる2勝目。
レッドブルに移籍してからは初の優勝だが、レッドブルとしては1-2勝利を目前に逸したことになる。
2位タイヤ戦略が功を奏したベッテル(アストンマーティン)、3位ガスリー(アルファタウリ)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位ノリス(マクラーレン)、6位アロンソ(アルピーヌ)、7位角田裕毅(アルファタウリ)、8位サインツ(フェラーリ)、9位リカルド(マクラーレン)、10位ライコネン(アルファロメオ)までが入賞。
以下11位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、12位ボタス(メルセデス)、13ラティフィ(ウィリアムズ)、14位シューマッハ(ハース)、15位マゼピン(ハース)、16位ハミルトン(メルセデス)、17位ラッセル(ウィリアムズ)、18位フェルスタッペン(レッドブル)までが完走扱い。
リタイヤはストロール(アストンマーティン)とオコン(アルピーヌ)の2台となった。

F1次戦はポールリカール・サーキットで行われるフランスGP(6月20日決勝)になる。

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