ハミルトンの敗因は「マジック・ブレーキボタン」のせい
Steering Wheel Image (C)Mercedes Motorsport
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日曜日に行われたアゼルバイジャンGP決勝レース終盤の再スタート時、1コーナーの進入時にブレーキが間に合わずエスケープゾーンに避難したことについて、原因は「マジック・ブレーキボタン」だったことを示唆した。
これは同チームのトト・ウォルフ代表がイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で明らかにしたもの。
それによれば同チームのマシンには「マジック・ブレーキボタン」なるものが設置されていて、フォーメーションラップやセーフティカー導入の再始動時にタイヤとブレーキを適温までに温めるために使用されるという。
その仕組みはブレーキバランスを通常よりフロント側にシフトさせ、加えられた制動力により余分な熱を発生し、その熱をフロントタイヤに放射させるものとのこと
しかし今回ハミルトンはこのボタンを解除しないままスタートしてしまった可能性があるということだ。
その結果、フェルスタッペン(レッドブル)とのチャンピオンシップ・ポイントを一気に逆転する最大のチャンスを逸することとなった。
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