マシ/FIAレースディレクター、「ピットで事故許されぬ」
Pitstop Scene (C)Mercedes Motorsport
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前戦シュタイヤーマルクGPでメルセデスAMGチームのバルテリ・ボタスに対し科せられたグリッド3番降格のペナルティについて、パドックでは厳し過ぎるとの声も聞かれた。
実際、コントロールタワーに呼ばれたボタスは「事情を聞かれるだけ」として、実際にペナルティを受けるとは考えていなかったようだ。
しかしこれについてFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシ氏は、「みんなが考えているよりも事態は深刻なものだった」と次のように警告した。
「多くのスタッフがスタンバイするピットレーンでマシンがスピンするなどあり得ない。
ピットで事故など許されないことなのだ。
ましてや今回、メルセデスAMGチームは意識して路面にラバーグリップを付けようとした節がある。
このケースは一歩間違えば大惨事にもなりかねない異常なアクシデントだった」と、断罪。
同チームでは、ガレージ前に描かれたスポンサー・バナーもスピンの一因になったとして改善を図る方向とされる。
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