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2021/05/09

スペインGPはハミルトン(メルセデス)がタイヤ戦略勝ち

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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5月09(日)15時(日本時間:22時)から今季F1第4戦スペインGPの決勝レースがバルセロナ・サーキットを舞台に全66周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は21度、路面温度33度、路面はドライコンディションとなっている。
今年も無観客レースとなっているが、特例で1,000人ほどの選ばれた観客がスタンドから声援を送っている。

スタートでフェルスタッペンがハミルトンをかわしてトップに立つ。
3番手にはルクレールがボタスを抜いて上がっている。
4周目、ガスリーがスタートで枠を出ていたとして調査にハイドロリック系のトラブル伝えられるところによればとの通知がされる。
5周目、シューマッハに抜かれていた角田がオーバーテイクして16位に順位を取り戻す。
しかし8周目、角田がマシントラブルでストップ、セーフティカーが入る。
燃圧がなくなったとみられる。
レースをリードするフェルスタッペンが築いたマージンが無になった。
11周目にレース再開、上位は変わらない中、ペレスが6位にポジションを上げる。
13位走行中のガスリーにスタート違反の件で5秒のストップ&ゴー・ペナルティが通知される。
25周目、トップのフェルスタッペンがタイヤ交換に入るが左リヤのタイヤが用意されてなく4.2秒と通常の倍のストップタイムを消費する。
43周目、2位のハミルトンがミディアムタイヤに換えるためピットイン、ボタスが2位に。
ハミルトンは立て続けにファステストラップを記録してフェルスタッペンの追い上げに掛かる。
52周目にはボタスをかわして2位にアップ。
さらに60周目、ついにハミルトンが首位を取り戻す。
翌周、フェルスタッペンもピットインしてソフトタイヤに換え、ファステストラップを狙う。

66周をトップで制したのは結果的にポールポジションからスタートしたハミルトン(メルセデス)。
前戦ポルトガルGPに続く今季3勝目、自身通算98勝目を記録した。
2位フェルスタッペン(レッドブル)で作戦通りファステストラップ・ポイントも獲得した。
3位ボタス(メルセデス)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位ペレス(レッドブル)、6位リカルド(マクラーレン)、7位サインツ(フェラーリ)、8位ノリス(マクラーレン)、9位オコン(アルピーヌ)、10位がガスリー(アルファタウリ)でここまで゛ポイント獲得。

以下、11位ストロール(アストンマーティン)、12位ライコネン(アルファロメオ)、13位ベッテル(アストンマーティン)、14位ラッセル(ウィリアムズ)、15位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、16位ラティフィ(ウィリアムズ)、17位アロンソ(アルピーヌ)、18位シューマッハ(ハース)、19位マゼピン(ハース)までが完走。
リタイヤは角田裕毅(アルファタウリ)のみとなった。

F1次戦はモンテカルロ市街地特設コースで行われる伝統の一戦モナコGP(5月23日決勝)になる。
スペインGP決勝レースの結果はこちら
スペインGPの画像はこちら

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