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2021/05/23

モナコGPはフェルスタッペン(レッドブル)が優勝果たす

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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5月23(日)15時(日本時間:22時)から今季F1第5戦モナコGPの決勝レースが伝統のモンテカルロ市街地特設コースを舞台に全78周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温21度、路面温度は42度まで上昇、路面はドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち今回は市街地一般路面ということで、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という最も柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

スタート前のレコノサンスラップでなんとポールのルクレール(フェラーリ)がトラブルを訴え、ガレージに戻る。
心配されたギヤボックスではなくドライブシャフトのトラブルとみられ、スターティンググリッドに着くことを断念。
その後正式に決勝レース出走を断念することとなり、ポールの位置を空けたままのグリッドで決勝レースは行われた。
スタートはほぼ混乱はなくグリッドポジションからの変化はほとんどなし、フェルスタッペンがレースをコントロールする。

31周目、ハミルトンに続いてピットに入った2位のボタスだったが、タイヤが外れずにレース続行を断念、リタイヤ第2号となった。
ストロール(アストンマーティン)にピットレーン出口のラインオーバーで審議対象の通告。(結果、ノー・ペナルティに)。
終盤、3位のノリスと4位のペレスが表彰台を掛けたバトルを演じる。

レースは2番グリッドからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)がセリーナ・ウィリアムズの振るチェッカーフラッグをかいくぐり実質的なポールTOウィンを飾る。
フェルスタッペンの優勝は第2戦のロマーニャGP以来となる今季2勝目で、自身通算12勝目で、ドライバーズ・ランキングで初めて首位に立つこととなった。
2位はサインツ(フェラーリ)、3ノリス(マクラーレン)でこれら3人はすべて自己最高位タイとなるもの。
以下、4位ペレス(レッドブル)、5位ベッテル(アストンマーティン)、6位ガスリー(アルファタウリ)、7位ハミルトン(メルセデス)、ハミルトンは終盤フレッシュ・タイヤに換えてファステストラップの1ポイントも獲得している。
8位ストロール(アストンマーティン)、9位オコン(アルピーヌ)、10位ジョビナッツィ(アルファロメオ)とここまでが入賞。
アルファロメオは今季初ポイントということになる。

11位ライコネン(アルファロメオ)、12位リカルド(マクラーレン)、13位アロンソ(アルピーヌ)、14位ラッセル(ウィリアムズ)、15位ラティフィ(ウィリアムズ)、16位角田裕毅(アルファタウリ)、17位マゼピン(ハース)、18位シューマッハ(ハース)までが完走。
リタイヤはボタス(メルセデス)とルクレール(フェラーリ)の2台となった。
F1次戦はバクー市街地コースで行われるアゼルバイジャンGP(6月06日決勝)になる。

モナコGP決勝レースの結果はこちら
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