苦渋が続くダニエル・リカルド(マクラーレン)
Daniel Ricciardo (C)McLaren Group
拡大します
満を持してこれまでのルノー・チームから移籍したマクラーレン・レーシングのダニエル・リカルドだが、今回得意としている筈のモナコGPでもチームメイトのランド・ノリスから予選・決勝ともに後塵を拝す結果となった。
これについて同チームのアンドレアス・ザイドル代表は、「リカルドは『MCL35M』の性格にまだ馴染めないでいる」と、擁護する姿勢をみせている。
「ウチの『MCL35M』を速く走らせるには独特のドライビング・スタイルが必要だ。
その意味でノリスのほうは昨シーズンからの経験もありうまく対応ができているが、残念ながら現時点でリカルドはまだ苦しんでいるようだ。
それでもシーズン当初から比べれば、彼は成長していると思う。
課題はあるが、解決に向けてまたアゼルバイジャンに向かうことになる。
次はもっと成長しているものと期待しているよ」
これまでの5戦でノリスが3位表彰台2回を含め、全戦入賞を遂げているのに対し、リカルドは最高が6位に留まっている。
| 固定リンク