メルセデス首脳、「レッドブルとの1周0.4秒差は想定外」
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2021年開幕戦では結果的に勝利を記録したものの、予選まで終始レッドブル・ホンダのフェルスタッペンに圧倒されたメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターはその戦力差に危機感を訴えた。
「今年はシーズン前からレッドブル・ホンダのマシンが速いことがわかっていた。
だからわれわれがこれまでのように最速のポジションではないことは覚悟していた。
しかしまさか予選で0.4秒もの大差を付けられるとは考えていなかったね。
正直言って、この差は大きい。
一朝一夕に短縮できるレベルではないからね。
結果的にはレース戦略の綾でわれわれが勝利することができたとはいえ、事態は深刻だ」
とはいえメルセデスがこのまま埋もれるとは考えられず、時巻き返しに掛かるのは必至。
まずは2週間のインターバルで迎える第2戦のロマーニャGPが注目だ。
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