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2021/04/19

波乱のロマーニャGPはフェルスタッペン(レッドブル)優勝

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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4月18日(日)15時(日本時間:22時)から今季F1第2戦ロマーニャGPの決勝レースがイタリア・イモラ・サーキットを舞台に全63周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は9度、路面温度17度、路面は今季初のウェットコンディションとなっている。
直前に降った雨で場所によってはフルウェットの模様でレコノサンスラップでもスピンが数多くみられたが、スタートが近づくに従って小康状態となった。
ベッテル(アストンマーティン)はピットレーンスタート。
ガスリー(アルファタウリ)とオコン(アルピーヌ)がフルウェット、他の多くはインターミディエイトを履いている。

スタートでフェルスタッペン(レッドブル)がトップに。
また角田裕毅(アルファタウリ)もオープニングラップで15番手まで一気に順位を上げた。
2周目、ラティフィ(ウィリアムズ)がスピン、コースオフから戻った際にマゼピン(ハース)に追突され、クラッシュしてセーフティカー(今回はメルセデス)に。
セーフティカーラップ中にシューマッハ(ハース)が自身のウェービングでスピン、フロントウィングを脱落させた。

7周目にレース再開。
セーフティカーラップ中にスピンして落とした順位を取り戻したペレス&フェルスタッペンに10秒のタイム・ペナルティが通告された。
フルウェットのガスリーは路面が乾くにつれて大きく順位を落とし15周目にタイヤ交換のためピットインを余儀なくされた。
ピットレーンスタートのベッテル(アストンマーティン)がタイヤ装着の遅れで10秒のタイムペナルティ。
そして22周目、最初のドライタイヤ変更をベッテルが行った。
27周目、角田がミディアムタイヤに交換。
続いてトップのフェルスタッペンもタイヤ交換、首位はいったんハミルトンに。
しかしハミルトンがコースアウトしてグラベルベッドにはまり大きくタイムロス。
ピットインして9位まで後退。
ボタスにラッセルが接触、マシンは大破、コースに破片が散乱しイエローコーション、再びセーフティカー、清掃のため34周目結局赤旗中断に。
この時点で1位フェルスタッペン、以下ルクレール、ノリス、ペレス、サインツの順、角田は10位。

長いインターバルのあと35周目からローリングでレース再開
角田が単独スピン、コースアウトして15番手まで後退。
38周目、ペレスもスピンして後退。
56周目、角田にトラックリミット違反の累積で5秒のタイムペナルティが科せられる。
他よりタイヤの新しいハミルトンが次々とオーバーテイクを重ねついに2位まで挽回する。

63周のレースを終え、フェルスタッペン(レッドブル)が今季初勝利を刻む。
昨季最終戦のアブダビGP以来で、自身通算11勝目となった。
2位ハミルトン(メルセデス)、3位ノリス(マクラーレン)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位サインツ(フェラーリ)、6位リカルド(マクラーレン)、7位ストロール(アストンマーティン)、8位ガスリー(アルファタウリ)、9位ライコネン(アルファロメオ)、10位オコン(アルピーヌ)までが入賞。
以下11位アロンソ(アルピーヌ)、12位ペレス(レッドブル)、13位角田裕毅(アルファタウリ)、14位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、15位ストップしたベッテル(アストンマーティン)、16位シューマッハ(ハース)、17位マゼピン(ハース)まで゛か完走。
リタイヤはボタス(メルセデス)、ラッセル(ウィリアムズ)、ラティフィ(ウィリアムズ)の3台となった。

F1次戦はアルガルベ・サーキットで行われるポルトガルGP(5月02日決勝)になる。
ロマーニャGP決勝レースの結果はこちら
ロマーニャGPの画像はこちら

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