米レース界の重鎮からF1スーパーライセンス規定に疑義
Mario Andretti (C)Williams F1
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かつて1960年代から1982年に掛けてロータスやフェラーリ、ウィリアムズ等で活躍、またインディカー・シリーズの重鎮でもあるマリオ・アンドレッティ氏(81歳:アメリカ)が、F1参戦に必要なスーパーライセンスの規定に疑問を呈している。
「残念ながらアメリカではまだF1が大成功を収めているとは言い難い。
しかしその一因にはF1の側にもあると考えているよ。
例えばスーパーライセンスの発給規定には不備があると言わざるを得ない。
ニキータ・マゼピンのような選手がライセンスが降りて、どうしてコルトン・ハータにはライセンスが降りないんだ」と、1978年のF1チャンピオンは指摘。
コルトンはインディカー優勝者ブライアン・ハータ氏の子息で、先週のインディカー・セントピータースバーグ戦でも優勝した実力者だが、現行のF1規定ではまだライセンス発給基準に届いていないという現実がある。
またかつてマリオ氏の子息であるマイケル・アンドレッティがF1に挑戦した際、当時の「不当な」テスト制限規定のため実力を発揮できずに終わった過去の苦い歴史も背景にはありそうだ。
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