ルノー・スポール、ウィリアムズへの供給打診の噂
Alpine Renault 『A521』 (C)Alpine F1
拡大します
これまでルノー製パワーユニットの供給先だったマクラーレン・チームが今シーズンからメルセデスのものにスイッチすることから、ルノー・パワーを使うのはワークスチームであるアルピーヌF1(前ルノー)だけとなる。
こうしたことからルノー・スポールは現在メルセデス陣営にあるウィリアムズ・レーシングへ供給の打診を行っているとイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じた。
しかしこれについて今年新たにアルピーヌ部門のCEO(最高経営責任者)に就いたローラン・ロッシ氏は、この噂を否定した。
「もちろんあらゆる可能性はある訳で、ルノーがウィリアムズ・レーシングに対しても連絡を取っていることは否定しない。
しかし具体的に供給契約について合意とかはなく、そもそもわれわれはその必要性も感じていない。
カスタマー・チームを持てばメリットもあれば、その逆もあるしね」と、辣腕ビジネスマン(グーグル出身)らしく強気のコメントを返している。
今シーズンのF1はメルセデス・パワーが4チーム、フェラーリ・パワー3チーム、ホンダ・パワーが2チーム、そしてルノー・パワーは1チームだけという布陣になる。
| 固定リンク
最近のコメント