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2021/03/08

メルセデス、予算制限対策に新事業部立ち上げ

America's_cup (C)RedBull Racing
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メルセデスが、いわゆるF1のバジェットキャップ(予算制限)対策の一つとして新事業部を立ち上げたことがわかった。

それによればこれは『アプライド・サイエンス』(Applied Science)という名称のもので、具体的には自転車の『ツール・ド・フランス』やヨットの『アメリカズカップ』など他分野の競技を見据えた新思想の部署であるとのこと。

というのもF1ではコスト削減の観点からF1チーム予算に上限が設定されることになっていて、まず2021年は年間約150億円以下、加えて2022年以降はさらに段階的にこの上限値が下げられていくことが決まっているためだ。
その場合、これまでこの額を大きく越える予算で運営してきたメルセデスAMGやフェラーリなどでは必然的に過去に活動してきた中でかなりの余剰人員が産まれることになる。
そこでその対策として新たな事業が計画されたものだ。

同様にフェラーリでは、マラネロの本拠地内に提携するハースF1の活動を専門に担当する部署が独立して設けられ、ここにフェラーリから異動した人員が宛がわれることになっている。

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