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2021/03/07

ハースF1『VF-21』、ロシア制裁違反の嫌疑掛けられる

Haas 『VF-21』(C)Haas F1 Team
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先に明らかにされたハースF1チームの2021年型新型車『VF-21』は、ロシア企業である『ウラルカリ』がタイトル・スポンサーに就いたことに伴い、ロシア国旗を連想させる赤、白、青というカラーリングに一新されたが、これがWADA(世界アンチ・ドーピング・エージェンシー)がロシアに科した国際制裁に違反している可能性があるとして調査に入ったことが伝えられた。

ロシアはオリンピックを舞台にした国家ぐるみのドーピング違反が問題となり、FIA(国際自動車連盟)も含む各スポーツ団体で2年間に渡る参加禁止などの制裁が決まっているもの。
同チームの場合、ニキータ・マゼピン(21歳:ロシア)がもし優勝したとしても国旗掲揚や国歌の吹奏もできないこととされている。
今回のカラーリングが制裁違反と判断された場合には、ハースF1チームは難しい対応を迫られることになる。

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