2021年のハースF1、若手同士の組み合わせに懸念
大きなドライバー変更が少なかった2021年のF1で、目立っているのが1ルーキー二人を起用することになったハースF1チームだ。
Haas Duo (C)Haas F1 Team
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同チームではこれまでのロマン・グロージャン&ケビン・マグヌッセンというそれぞれF1で10年と7年の経験を持つベテランどうしの組み合わせだった。
しかし今季はニキータ・マゼピン(21歳:ロシア)とミック・シューマッハ(21歳:ドイツ)という異例のいずれもF1未経験のドライバーの組み合わせになっているからだ。
マゼピンについては父親がロシアの大富豪であること、またシューマッハについてはそのブランド価値を評価したフェラーリの強い後押しがあったと推測されているが定かでない。
これについてハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は、「二人ともルーキーなので初年度からの活躍は期待していない。
一戦でも早くF1に慣れるため、自由に走らせたいと考えているよ。
しかしそれもチームに損害を与えないで、という条件付きのこと。
もしも二人が同士討ちなどするようであれば絶対に許されない。
ま、それをコントロールするのも私の役目だと思っているよ」と、牽制した。
前任者の二人は何度かコース上で互いに譲らずに接触、ピット・ギャントリーを激怒させた経緯がある。
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