グロージャン、「オーバル除外は高速事故回避のため」
Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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5年間に渡ったハースF1チームから離脱、今季は新たに北米大陸を舞台とする『インディカー・シリーズ』への挑戦を決めたロマン・グロージャン(34歳:フランス)だが、その参戦計画はオーバルコースを除くという異例のもので、同シリーズ最大の祭典である『インディ500』にも出走しない特殊なケースとなった。
これについてグロージャンは母国フランスののテレビ局『RMCスポール』で次のようにその理由を明かしている。
「もちろん最初はすべてのレースに参戦するつもりでいたよ。
でも、あのサクヒールGPでの火災事故を経験して、インディアナポリスやテキサスのようなスーパー・スピードウェイでのレースに正直恐怖を感じるようになってしまったんだ。
あの超高速での事故はF1にはないものだからね。
それで、家族のことを考えてオーバルは回避することを決めたんだ」
グロージャンがアクシデントに見舞われたF1サクヒールGPも、インディカーには及ばないとはいえバーレーン・サーキットの外周コースを使った高速のセミ・オーバルと称されたものだった。
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