メルセデス会長、ハミルトンとの契約内容に消極姿勢
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsport
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2021年のF1で、唯一まだ最終決定がないままなのがメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン。
昨年のうちには更改終了とみられていたが、その報はいまだに届かないまま。
2021年シーズンもハミルトンがチャンピオンとして同チームに君臨するのは間違いないとみられるが、その新たな契約は結着をみないままここまで遅れ込んでいるのは意外に受け止められている。
もつれている新しい契約内容についてイタリアの『コリエーレ・デロ・スポルト』紙は、「契約期間が4年間という長期のもので、その金額も単年あたり4千万ポンド(約56億円)という高額。
さらには引退後もハミルトンがメルセデスが移行する新しい環境技術への活動について重要な役割を果たすことが条件になっている」とのこと。
これについてメルセデス・ベンツの会長であるオラ・ケレニウス/CEO(最高経営責任者)は「ハミルトン側が示す異例な条件にはメルセデス側の負担が大きい」と強い難色を示しているということだ。
ハミルトンにとって、自身の代役として参戦したジョージ・ラッセルの活躍は誤算だったかも知れない。
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