レッドブル首脳、「角田裕毅には伸び代がある」
角田 裕毅 (C)Scuderia Alfatauri
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今シーズンは実に7年ぶりの日本人F1ドライバーとして角田裕毅(20歳)がアルファタウリ・ホンダから参戦することになったが、レッドブル・グループでドライバー選定に大きな影響力を持つとされるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、その角田の将来性について次のように言及した。
「今年のF2で角田はタイトルこそ逸したが、われわれは十分彼にはこれに値する資格があったと評価しているよ。
なぜなら彼は去年がF2デビュー・シーズンだったにも関わらず、約束通りスーパーライセンスの資格を勝ち取ってみせたんだ。
それに比べてタイトルを争ったミック・シューマッハらはみんなF2で2年目のシーズンだったからね。
それに角田にはマシンの技術的な問題や、他車からクラッシュさせられるなど不運なレースにも多く直面した。
しかし彼は学習のスピードがとても速い。
タイヤを温存するドライビングもできるしなにより伸び代がある。
こうした対応力はF1ドライバーとして成功するためにとても重要な資質なんだ」
一部にはいきなりフェルスタッペンのチームメイトとして本家レッドブル・レーシングからデビューさせることも検討されたというが、期待したレベルに達しなかった場合にシーズン中でも降格も辞さないの厳格さもこのチームの特色である。
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