「息子はフェラーリでうまくやれる」と、父サインツ
Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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WRC(世界ラリー選手権)やダカールラリーを複数回制すなどラリー界ではレジェンドに讃えられるカルロス・サインツ・シニアが、巷間危惧される子息のフェラーリ移籍という判断に誤りがないことを強調した。
「この世界ではどんなチームにも良い時も悪い時もある。
確かにいまフェラーリは難しい時期を送っていると思うが、F1で戦うドライバーなら誰だって跳ね馬チーム入りというチャンスに心躍らない者は一人としていないだろう。
それにいま言われるようなマイナスの見方には、まったく心配してないよ。
チームメイトとなるルクレールとは仲が良いのでうまくやっていけると思うし、またマシンの戦闘力についてもこの伝統あるチームにはまた盛り返す底力があると確信している」
ただ離脱を決めたマクラーレンが昨季3位までランキングを上げたのに比べ、新天地のフェラーリは6位に転落というのは気掛かりな要素ではある。
またチームから公式には「二人にはチームオーダーがない」と伝えられるが、それを実現させるためにもシーズン前半におけるサインツ本人のパフォーマンスは重要だ。
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