マクラーレン、メルセデス・エンジンに火入れ
McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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今シーズン、2014年以来となるメルセデス製パワーユニットを搭載して戦うことが決まっているマクラーレン・チームでは、かねて『MCL35』のルノー・エンジンからの換装を急いできたが、このほど無事エンジンの火入れ(初始動)に漕ぎ着けたことを明らかにした。
基本的には単なる搭載エンジンの変更だが、実際にはシャシーやサスペンション、ギヤボックスから冷却系、エアロダイナミックスなど大きな労力が求められる大作業、マクラーレンはこの10年ほどで3回ものエンジン変更を強いられている。
2021年に掛けてF1チームはそれぞれ二つのトークン(開発プログラムの単位)仕様が認められているが、マクラーレンはこの換装作業にすでに使用を強いられたとみられる。
今シーズン、マクラーレン・チームは期待の若手ランド・ノリス(21歳:イギリス)に加え、優勝7回のベテラン、ダニエル・リカルド(31歳:オーストラリア)を迎え入れて戦うことが決まっている。
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