マクラーレン、マシン大幅変更はギャンブルにも
Lando Norris (C)McLaren Group
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コスト削減のため、F1は基本的に来シーズンも今年と同じ仕様のマシンで戦うことになっているが、唯一マクラーレン・チームだけは搭載パワーユニットがルノーのものからメルセデスに変更が決まっているため、大掛かりな仕様変更を強いられることになる。
これについて同チームでマシン設計にあたるジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは「限られたトークンで搭載エンジン変更というのは厳しい」と、困難な現実の状況を強調している。
同チームがメルセデスとのエンジン供給契約を結んだ当時は戦闘力不足で下位に低迷していた時期だったが、いまやコンストラクターズ・ランキング堂々の3位。
ここに来てのマシン大幅変更はデザイナーにとって一種ギャンブルの負担でもありそうだ。
ただ他陣営からは、同時にマシン開発のメリットが得られることを警戒されているのも事実だ。
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