ペレス落胆、「キャリア左右しかねないリタイヤ」
Sergio Perez (C)Racing Point
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このほど行われたバーレーンGP決勝レースで、表彰台獲得まであとわずか3周と迫った54周目、大きな炎と白煙と共に戦列を去る羽目となったセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)は、心の中においてもそのショックを隠せない様子だ。
「このレース結果は僕にとっても、またチームにとっても到底受け入れがたいものだ。
もちろん僕がもう一つF1のトロフィーを増やしたかどうかなんてグロージャンのあのアクシデントと比べたら屁でもないことだけどね。
まずは彼の回復を心から願っているよ」
その上でペレスは、「僕らはあの時点まで完璧なレースをしていた。
チェッカーまであとわずか、表彰台はもうほぼ手中に収めていたんだ。
でも突然起きたMGU-K(運動エネルギー回生システム)の電気トラブルですべてを失ってしまった。
それは単に3位というレース結果を失っただけでなく、僕の今後のF1人生をも奪ったかも知れないことだ」と、悔やんだ。
まだ来季シートが確保できていないペレスにとって、そのポジションを窺っていたアルボン(レッドブル)との直接バトルだっただけに取りこぼし感はなおさらだ。
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