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2020/12/16

角田裕毅(アルファタウリ)、ホンダリリース(12/15)

角田 裕毅 (C)Honda Racing
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主に若手ドライバーを対象としているF1ヤングドライバーテストは、2日前に同地でシーズン終幕を迎えた2020年FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)で使用されたマシンで行われました。

角田選手は、11月初旬にAlphaTauriの2018年型マシンを使用してイタリアでの単独テストを行っており、HondaのF1パワーユニットを搭載したマシンでは2度目のドライブでしたが、今季型マシンでの走行および他ドライバーとのトラック走行は初めてとなりました。
なお、今回のテストでは同チームから佐藤万璃音選手も出走しており、AlphaTauriは日本人ドライバー2人というラインアップでテストを行いました。

晴天かつ温暖なコンディションの下で行われた本日のテストで、角田選手は午前9時のセッション開始から、1時間の昼休みを挟んだ午後6時のセッション終了まで精力的に走行を続けました。
ロングラン走行やショートランを繰り返し、午前に60周、午後には63周を周回。
大きなトラブルなく予定通りのプログラムを消化し、レース約2回分を越える合計123ラップ(約683km)を走破しました。

【角田 裕毅(アルファタウリ・ホンダ)】

「今日は11月のイモラでのF1初走行時の倍以上の距離を走ったので少し疲れましたが、とても楽しい一日になりました。

前回は2018年型のマシン、今回は2020年型マシンを使ってのドライブになりましたが、前回よりもダウンフォースとパワーが大きく上がっているので、まずはそれに驚きました。
それでも、イモラでの経験を生かしながら走行を重ね、その中で自分が学ぶべきこと、改善していくべきことをたくさん見つけていきました。
そして、それらの課題に対してチャレンジを重ねながら、一つ一つ克服していくというプロセスを続けていく一日になりました。

自分としては今日の走りを通して多くを学び、ドライバーとしてさらに進化することができたと感じています。
ここからはオフシーズンに入ります。
日本に戻って美味しいごはんを食べてたっぷり充電するとともに、さらに強いドライバーになるために、新たなシーズンに向けてトレーニングを重ねていきます」

提供:本田技研工業(株)

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