波乱のロマーニャGPもハミルトン(メルセデス)が制覇
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
拡大します
11月01日(日)14時10分(日本時間:21時10分)から今季F1第13戦ロマーニャGPの決勝レースがイタリア・イモラ・サーキットを舞台に全63周で行われた。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
またスタート時の天候は曇り、気温は18度、路面温度25度、路面はドライコンディションでレース中に雨が降る心配はないと報告されている。
オープニングラップでフェルスタッペンが2番手に上がる。
後方ではハースF1のマグヌッセンがコースオフして最後尾に落ちる。
またストロールはフロントノーズを破損してピットイン。
9周目、5番手を走っていたガスリー(アルファタウリ)にマシントラブルの無線があり惜しくもリタイヤに。
19周目にボタスとフェルスタッペンは共にハードタイヤへの交換を行ったが、ハミルトンはそのまま走り続けてギャップを詰め、さらに拡大へ。
29周目、オコン(ルノー)がクラッチトラブルでストップ、バーチャル・セーフティカーになりその間にハミルトンがピットストップ、首位を確実にする。
40周目、ベッテルのピットストップは大幅にタイムロス。
43周目、フェルスタッペンがボタスを交わして2位にアップ。
しかし51周目、フェルスタッペンがコースアウト、クラッシュ、セーフティカーに。
タイヤかマシントラブルとみられるる
このセーフティカーラップの間にラッセル(ウィリアムズ)がクラッシュ。
こちらはドライバーミス(ウェービングか)の模様。
さらにレーシング・ポイントのストロールがピットストップの際にクルーを跳ねるアクシデントを起こす。
58周目にレース再開。
アルボンがスピンして大きく後退、ピットインして最後尾に。
63周をトップで走り切ったハミルトン(メルセデス)がポルトガルGPに続く連勝で今季10勝目、自身通算93勝目を記録、さらに最終ラップでファステストラップ・ポイントも獲得した。
2位にポールスタートのボタス(メルセデス)、3位にリカルド(ルノー)で先のアイフェルGP以来の表彰台獲得となった。
4位にクビアト(アルファタウリ)が入り、昨年のドイツGP以来となる表彰台を逸した。
以下、5位ルクレール(フェラーリ)、6位ペレス(レーシング・ポイント)、7位サインツ(マクラーレン)、8位ノリス(マクラーレン)、9位ライコネン、10位ジョビナッツィでアルファロメオはW入賞を果たした。
11位ラティフィ(ウィリアムズ)、12位グロージャン(ハース)、13位ベッテル(フェラーリ)、14位ストロール(レーシング・ポイント)、15位アルボン(レッドブル)までが完走。
リタイヤはラッセル(ウィリアムズ)、フェルスタッペン(レッドブル)、マグヌッセン(ハース)、オコン(ルノー)、そしてガスリー(アルファタウリ)の5台となった。
次戦のF1第14戦トルコGPは再来週の11月15(日)13時10分(日本時間:19時10分)からイスタンブール・パーク・サーキットを舞台に全58周で行われる。
| 固定リンク
最近のコメント