ザイドル代表(マクラーレン)は2日間日程に好意的
Image (C)Mercedes Motorsports
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大幅なスケジュール変更を強いられた今年のF1では、イモラ・サーキットでのロマーニャGPで初めての試みとしてグランプリウィークが土・日2日間の日程で行われた。
これは将来的に現在の3日間から2日間での開催の可能性を探る意味もあったとされる。
ただこれまでとは異なるルーティンに多くのドライバーやチーム関係者からはタイヤの評価やマシン・セッティングの時間が足りないなど否定的な意見が支配したようだ。
またデータ不足は多くのデータやリソースを持つ大規模チームにより有利に働くという危惧を持つ声もあった他、日程短縮による収入減という現実も指摘されている。
そんな中、マクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表は次のように前向きの見解を明らかにした。
「確かにマイナスの部分も考えられるが、それはみんな同じこと。
しかしF1全体の将来を考えれば、個々のグランプリウィークを短縮し、イベント数を拡大するというのも一つの案だろう。
現場だけでなくイベント主催者やテレビ局などの意見もよく聞いて採り入れるべきこと」と、BMWやポルシェで要職を務めた大物らしい度量の広いところをみせた。
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