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2020/11/16

ピレリ、イスタンブール・サーキット再舗装にうらみ節

Istanbul Circuit (C)Pirelli Motorsport
拡大します
今回のトルコGPでは、9年ぶりのグランプリに備え、開催地であるイスタンブール・パーク・サーキットがコース路面を全面的に再舗装したことから波乱が始まった。
セッションが始まりマシンがコースに乗り入れた瞬間からスピンするドライバーが相次いだためだ。
その原因は舗装に使用したアスファルトから油分が表面に滲み出たものであるとのこと。
現場では大量に水を撒いて対処したが、これもスリッピーな状況に追い討ちを掛けただけとされている。

この展開に振り回されたのがF1にタイヤを独占供給するピレリタイヤで、同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは「われわれも路面の再舗装については聞いていなかった。
せめて事前に知らされていればこちらにも対処の方策があったのに」と、うらみ節。
グリップに関するドライバーの不満だけに、タイヤがその矢面に立ってしまったのは不運というしかない。

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