「2日間日程は死活問題」と、オランダGP主催者
Zandvoort Circuit
このほどFIA(国際自動車連盟)が明らかにした2021年のF1カレンダーでは、史上最多となる全23戦が組まれているが、今後さらに拡大されるという噂が絶えない。
そのため、一部のイベントでは通常3日間で行われるグランプリウィークを2日間に短縮して行うのではないかとの見方が広まっている。
2日間のイベントは先に行われた第13戦のロマーニャGPで試行されたが、しかしチーム側からは不満の声が多かったという。
さらに今度はイベントの主催者側からも異が唱えられた。
声を挙げたのは今年実に35年ぶりの復活開催が組まれたオランダGP。
フェルスタッペン(レッドブル)の活躍もあって近隣のグランプリにはこれまでも母国の熱心なファンが多く駆け付ける光景がお馴染みだ。
同グランプリの開催地であるザンドフールト・サーキットの責任者は、「われわれは当初から3日間のイベントとして計画を立てている。
2日間に短縮となれば興行的にも根本から成り立たなくなる死活問題だ」と、拒絶の構え。
今後FIAの思惑通りに関係者の調整を図るというのは難業のようだ。
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