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2020/11/30

大波乱のバーレーンGPはレッドブルがW表彰台獲得

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11月29日(日)17時10分(日本時間:23時10分)から今季F1第15戦バーレーンGPの決勝レースがバーレーン国際サーキットを舞台に全57周で行われた。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
スタート時の天候は曇り、気温は25度、路面温度28度、路面はドライコンディションと報告されている。

スタート直後、1コーナー先で後方に位置したグロージャン(ハース)がコースアウト・クラッシュ、炎上して赤旗中断となった。
マシンは前後に真っ二つという大事故になったが幸いドライバーに大きな怪我はない模様。
他のすべてのマシンはピットレーンに一列になって留め置かれている。

約80分ほど遅れてレース再開。
セーフティカーに先導されて隊列は再始動の後、グリッドに着いて再度スタンディングスタートとなった。
この段階での上位はハミルトン(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、ペレス(レーシング・ポイント)、ボタス(メルセデス)、アルボン(レッドブル)、リカルド(ルノー)、ノリス(マクラーレン)、オコン(ルノー)、ガスリー(アルファタウリ)、ベッテル(フェラーリ)の順となっている。
しかしストロール(レーシング・ポイント)のマシンが他車と接触して転覆、レースはダブル・イエローコーション&セーフティカー先導に。

9周目、今度は無事にレース再開。
ストロールと接触のあったクビアト(アルファタウリ)に10秒のタイムペナルティが通告される。
残り3周となった54周目、2位を走っていたペレス(レーシング・ポイント)が炎と白煙を上げてストップ、レースは再びセーフティカー先導となり、そのままチェッカーフラッグとなった。
優勝はポールポジションからスタートのハミルトン(メルセデス)で、アイフェルGP以来5戦連続で今季11勝目、自身通算95回目の快挙となった。
2位フェルスタッペン、3位アルボンとレッドブルの二人が共に表彰台獲得で、アルボンにとっては今年のトスカーナGP以来2度目の最高位、またレッドブルにとってW表彰台は2017年の日本GP以来の快挙になった。

4-5位はマクラーレンのノリスとサインツが入り、今回ノーポイントに終わったレーシング・ポイントを逆転する結果になった。
6位ガスリー(アルファタウリ)、7位リカルド(ルノー)、8位ボタス(メルセデス)、9位オコン(ルノー)、10位ルクレール(フェラーリ)までが入賞。
以下、11位ペナルティに泣いたクビアト(アルファタウリ)、12位ラッセル(ウィリアムズ)、13位ベッテル(フェラーリ)、14位ラティフィ(ウィリアムズ)、15位ライコネン(アルファロメオ)、16位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、17位マグヌッセン(ハース)、最後ストップした18位のペレス(レーシング・ポイント)までが完走。
リタイヤとなったのはストロール(レーシング・ポイント)とグロージャン(ハース)となった。

次戦のF1第16戦サクヒールGPは来週、12月06(日)20時10分(日本時間:翌2時10分)から今度は同じバーレーン・サーキットの外周コースを舞台に全87周で行われる。

バーレーンGP決勝レースの結果はこちら
バーレーンGPの画像はこちら

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