イタリア自動車クラブ会長、国内複数GP開催に意欲
Tifosi (C)Pirelli Motorsport
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イタリアでは1950年の現代グランプリ発祥以来、モンツァ・サーキットでのイタリアGP開催が定着しているが、かつてはイモラ・サーキットを舞台にしたサンマリノGPの名称で、1981年から2006年まで複数開催が行われていた時期があった。
また今年は新型コロナウイルスの影響で、例外ながらもムジェロ・サーキットも加えたF1史上例のない1か国3回開催が成功を収めている。
これを踏まえ、再び複数開催を望む声がイタリア国内で持ち上がっているという。
そうした気運を引っ張っているのがイタリアのACN(各国のモータースポーツ権能団体)であるACI(イタリア自動車クラブ)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長だ。
同氏は「2021年には二つのグランプリ開催をしたいと考えているし、その準備はできている」と注目発言。
同年のF1カレンダーはすでに暫定スケジュール案が示されていて、可能性があるとすれば当初ベトナムGPが予定されていた4月25日の週末ということになりそうだ。
実現すれば4月のイモラ、9月のモンツァということで時期的に問題はなさそうに受け止められている。
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