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2020/10/10

ホンダ系チーム、フリー走行コメント(10/10)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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本日のアイフェルGPの初日は、悪天候のためメディカルヘリコプターが飛行できないという判断により、すべての走行セッションがキャンセルとなりました。

低い雲に覆われ、断続的に続く雨に見舞われた一日のうち、予定をされていた2回のフリー走行では、ピットレーンオープンにならず、Aston Martin Red Bull RacingとScuderia Alpha Tauriの両チームはニュルブルクリンクで2日間に短縮されたレースウイークに挑むことになります。

2017年中国GPの金曜日もほぼすべてのセッションが行われず、同じような状況に見舞われました。
そして昨年(2019年)の日本GPの土曜日は台風の影響によりキャンセルとなり、予選が日曜日の朝に行われたことも記憶に新しい出来事ではないでしょうか。

本日の走行ができなかったことにより、チームは計画していた走行プランを変更し明日のFP3に臨みます。
一方で、3週間後に迎えるエミリア=ロマーニャGPのレースウイークも2日間のみで開催され、予選前に1度のフリー走行しか設けられない予定です。
今回のアイフェルGPでの経験はエミリア=ロマーニャGPに備えるものにもなりそうです。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「アイフェルGP初日の本日、全く走行ができなかったことを残念に思っています。視界が悪くメディカルヘリコプターが飛べないことが理由でした。

ロシアGPから観客を入れての開催が始まりましたが、この日を長いこと待ち、またこのような天気の中でも観戦に訪れてくれたファンの皆さんには感謝するとともに大変申し訳なく思います。
現行のPUレギュレーション下で初めて走行するサーキットですので、データ取りのためにも是非走行したかったのですが、その分明日のFP3での時間を有効に活用し、予選と決勝に向けた準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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