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2020/10/06

ハミルトンはラバーの乗りすぎが気に入らなかった

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ロシアGP決勝レースのスタート前、指定された位置でない場所からスタート練習をしたために痛恨のペナルティを受けたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが、当人は路面の状態を気にしたための行為だったようだ。

ハミルトンは「指定された場所は(みんなが練習を行うため)路面にラバーが乗りすぎていて、グリツプが良すぎるんだ。
でも実際にスタートするグリッドはそうじゃないからもっとラバーが乗っていない所でやりたかった。
それで無線で『もっと先まで行っていいか』聞いたところ、『他のマシンに気を付けるように』とだけ言われたのでピットレーンの端まで行ってやったんだよ」と、説明。

これに対して無線で指示したハミルトンのレースエンジニアは「彼がどこまで行くつもりだったのかわれわれは把握していなかった。
2回目のスタート練習を見たとき、これはまずいなと思った」と、正直な真情を吐露した。

なおこの件によりハミルトンには合わせて10秒のタイムペナルティが科せられ、結果的に3位に転落、またチームには別途2万5千ユーロ(約307万5千円)の罰金が科せられることとなった。

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