ペレス、警告処分累積でグリッド降格の危機も
Sergio Perez (C)Racing Point
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今回のポルトガルGPで、FIAのレーススチュワード(審査委員)はレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスに対し、2回の警告(叱責)処分を行った。
1回目は公式予選でガスリー(アルファタウリ)のアタックラップを邪魔したケース、そして2回目は決勝レース中、やはりガスリーのオーバーテイクを妨害したというものだ。
いずれも警告だけで今回具体的な処分を受けるものではないが、1シーズン中に計3回の警告を受けると次戦で予選グリッド10番降格のペナルティが科せられることになっていることから同チームのオットマー・サフナウアー代表は次のように強く反発した。
「この処分には到底納得していないね。
なぜなら処分の基準が曖昧で統一されていないからだ。
例えばこのレースのオープニングラップ、ペレスはフェルスタッペン(レッドブル)と接触して大きく順位を落としたが、いずれにも処分は科せられてない。
なぜならこれはレーシング・インシデント(出来事)だからだ。
しかしガスリーとのケースでは接触すらしていないのにペレスだけが一方的に罰せられた。
あれは妨害ではなく正当なディフェンスなのに」
ただ当然のことながら処分が覆されることはない。
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