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2020/10/11

アイフェルGPはハミルトンが歴代1位となる優勝

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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10月11日(日)14時10分(日本時間:21時10分)から今季F1第11戦アイフェルGPの決勝レースがニュルブルクリンクを舞台に観客を入れて行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は8度、路面温度15度、路面はドライコンディションだが決勝レース中に雨が降る心配もあるとしている。
なおQ3進出を果たした上位10台はすべてソフトタイヤでのスタートとなっている。
また既報のように体調不良となったランス・ストロール(レーシング・ポイント)の代役にニコ・ヒュルケンバーグが起用されている。

スタート後、上位3台の順位は変わらなかったが、13周目ボタスがミスをしたところでハミルトンが首位に躍り出た。
後方ではライコネンがラッセルのマシンにヒットしてタイヤバーストに追い込んだ。
ラッセルはストップ、セッションはバーチャル・セーフティカーとなった。
やがてボタスがパワーロスを訴えて遅れる。
クビアトはアルボンに接触されてフロントウィングを脱落させる。
ボタスは結局電気系のトラブルでリタイヤに。
ライコネンには10秒のタイムペナルティが科せられた。
23周目にはオコン(ルノー)がブレーキトラブルを訴えてガレージに戻る。
アルボンに5秒のタイムペナルティが通告されたが自らマシンを降りている。
3位走行のノリス(マクラーレン)もパワーダウンを訴えている。
その後44周目にノリスはコースサイドにマシンを止める。
45周目、ノリスのマシン回収のためセーフティカーが入り、各車一斉にタイヤ交換へ。

50周目に残り10周でレース再開。
優勝はハミルトン(メルセデス)でトスカーナGP以来の今季7勝目、自身通算91勝目はミハエル・シューマッハに並ぶもので歴代1位となるものだ。
2位に入ったフェルスタッペン(レッドブル)は最終周に前周のハミルトンのタイムを塗り替え、このレースのファステストラップを記録した。
3位は激闘の末、タイヤ交換のタイミングに恵まれたリカルド(ルノー)が獲得、2018年のモナコGP以来となる表彰台を獲得した。
以下、4位ペレス(レーシング・ポイント)、5位サインツ(マクラーレン)、6位ガスリー(アルファタウリ)、7位ルクレール(フェラーリ)、8位ヒュルケンバーグ(レーシング・ポイント)、9位グロージャン(ハース)、10位ジョビナッツィ(アルファロメオ)までが入賞。
11位ベッテル(フェラーリ)、12位ライコネン(アルファロメオ)、13位マグヌッセン(ハース)、14位ラティフィ(ウィリアムズ)、15位クビアト(アルファタウリ)までが完走。
リタイヤはノリス(マクラーレン)、アルボン(レッドブル)、オコン(ルノー)、ボタス(メルセデス)、ラッセル(ウィリアムズ)の5台となった。

F1第12戦ポルトガルGPは再来週、10月25(日)14時10分(日本時間:22時10分)からアルガルベ・サーキットを舞台に全66周で行われる。

アイフェルGP決勝レースの結果はこちら
アイフェルGPの画像はこちら

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