リオでのブラジルGP、課題は環境問題に
Brazil GP Scene (C)Williams F1
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1990年から昨年まで行われてきたサンパウロでのブラジルGPは今年で開催契約が終了した(今年は新型コロナウイルスの影響で中止)が、新たな開催に向け、かねてリオデジャネイロが動いている。
F1のチェイス・キャリー/CEOはこのリオでの新ブラジルGPについて、「課題は環境問題にある」とした。
それによれば新しいサーキットの建設予定地は森林部にあり、地元の環境団体から異議が唱えられているとのこと。
ブラジルではアマゾンの森林地帯が大きく失われつつあり、国民の大きな関心事となっている。
かつて1980年代にはブラジルGPはリオデジャネイロで開催されていて、当時の開催地はジャカレパグアだったが、その跡地はリオデジャネイロ五輪の開催場所に使われ、旧サーキットは存在しない。
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