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2020/10/04

ミカ・サロ、「ハミルトンへのペナルティ厳しかった」

Mika Salo (C)Redbull Racing
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先のロシアGP決勝レース前のレコノサンスラップで、正規の位置でない所でスタート練習を行ったとしてタイムペナルティがハミルトン(メルセデス)に与えられたことについて、このレースのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)として決定に関わったミカ・サロ氏は、個人的見解として「ペナルティは厳しすぎると感じた」ことを明らかにした。

これについてサロ氏は、次のように地元フィンランドのメデイアに釈明している。
「10秒のタイム・ペナルティを科すことが決まったとき、僕自身もこれは厳し過ぎると感じたよ。
でもレギュレーションに当てはめてみるとあれは明らかにルール違反であり、処罰を免れるものではなかった。
違反行為があった以上、僕たちはペナルティ表に則って罰を科すしかなかったんだ」

また「独走するハミルトンに対して厳しいのでは」との指摘に対しては、「まったくそのような意図はない」と、これを一蹴した。
その後ペナルティ・ポイントについて撤回されたが、これについて「レース後確認したところ、チーム側からの指示が確認されたためで他意はない」と、説明している。

ペナルティについてはハミルトン自身だけでなく他のドライバーからも同情の声が高まっていて、スチュワードの決定には批判的な意見も多かったという。

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