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2020年10月

2020/10/22

ポルトガルGPの週末、日曜日ににわか雨の可能性も

Algarve Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週アルガルベ・サーキット2020年F1第12戦ポルトガルGPの舞台地であるポルトガル・ファロ地方の天候について、地元気象台はフリー走行の金曜日、公式予選が行われる土曜日は持つものの、決勝レースの日曜日はにわか雨に見舞われる可能性があるとしている。
なお前戦アイフェルGPより気温はだいぶ高くなる見込み。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
10月23日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 13- 20度 10%
10月24日(土) 公式予選 晴れ 13- 19度 10%
10月25日(日) 決勝レース 曇り一時にわか雨 13- 20度 40%

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レッドブル&アルファタウリ、搭載エンジンは「一蓮托生」

Powered by Honda (C)Redbull Racing
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ホンダのF1撤退により、目下2022年シーズン以降の搭載エンジンを探す羽目に陥っているレッドブル・レーシング&アルファタウリの2チームだが、それぞれが別のPU(パワーユニット)になることはないとしている。

これはレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表が次のように語ったもの。
「アルファタウリはわれわれの姉妹チームであり、これまで同じ方針のもとにプロジェクトを進めてきたし、これからもそれは同じだ。
したがって両チームがそれぞれ異なるパワーユニットを搭載するという選択肢は存在しない」と、エンジン採用が一蓮托生であることを示唆。

関係者によれば、2チームが同じパワーユニットを搭載することでギヤボックスやリヤサスペンションの共通化を図ることができ、開発や製作に多くのメリットが見出せるとのことだ。

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ポルトガルGPの観客数は27,500人に制限も

Algarve Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週末アルガルベ・サーキットで初めて行われるポルトガルGPについて、最終的に入場者数は総計27,500人ほどに制限されることになりそうだ。

これはポルトガルのメデイアが伝えたもので、地元の健康担当当局からポルトガルGPの観客数について厳しい制限が通達される見込みとのこと。
同サーキットの責任者によれば、すでにチケットは46,000枚が販売されいるとのことで、新型コロナウイルスの影響で入国できずキャンセルされる場合を除いても、実施されれば相当なダメージになりかねない見通しだ。

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2020/10/21

ポルトガルGPの1コーナー・レイアウトに懸念の声

Algarve Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週末第12戦として行われるポルトガルGPはF1として初開催となるアルガルベ・サーキットがその舞台。
サーキットの設備自体は一級のものだが、F1グランプリとして開催される場合、その第1コーナーのレイアウトに懸念の声が聞かれている。

アルガルベ・サーキットの1コーナーには二つのレイアウトが用意されていて、一つは高速で曲がる右コーナー、そしてもう一つは同じ箇所を右・左・右と繰り返す低速の複合コーナーが用意されているが、過去に当地で行われたF3レースに参加した経験を持つ一人であるジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)によれば、F3の時はテストでは高速コーナーが使われたものの、オーバーしてトラックリミットを越えるマシンが続出したため実際のレースでは低速コーナーのほうで行われたのだという。

しかし今回のF1では高速コーナーの使用が予定されているため、ラツセルはF3の時と同じくトラッリミット問題が多発することを懸念しているものだ。
長いストレートの後の1コーナー、F1では果たしてどんなレースが繰り広げられることになるのか注目だ。

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ニキータ・マゼピン、ハースF1からF1デビューか

Nikita Mazepin (C)Mercedes Motorsport
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現F2ドライバーであるニキータ・マゼピン(21歳:ロシア)が、来季からハースF1チームとの間で契約を結んだのではとのニュースが流れた。
それによればグロージャンないしマグヌッセンいずれかのシートに座ることで合意、契約は2年間であるとしている。

ただマゼピンはまだスーパーライセンスを獲得しておらず、少なくとも現在参戦している『F2シリーズ』でいま6位であるランキングを7位以内で終えれば発給資格に届くことになっている。
まだあと4戦を残す今季のF2だが上位は僅差の戦いを繰り広げていて、3位の角田裕毅と比べてもわずか7ポイントの差でしかない。

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アロンソ、F1シミュレーターでチームに貢献

Fernando Alonso (C)Renault Sport F1
来シーズン、古巣ルノー・チームからのF1復帰が決まっているフェルナンド・アロンソは、すでにバルセロナ・サーキットでのプライベートテストを敢行しただけでなく、その後はエンストンのファクトリーに出向いて専らF1シミュレーターでのトレーニングを重ねているということだ。

これについて同チームのレースドライバーであるエステバン・オコンは、「経験あるアロンソがシミュレーターを体験してくれるのは有益なことだよ。
同じシミュレーターでも、僕やリカルド、そして彼と3つのフィードバックが得られる訳だから余計にその効力も増すというものだ。
週末を少しでも良い形で始めるには、二つよりも三つの意見があったほうがより効果的だからね。
実際にこうして僕たちは強くなっていると思うな」と、前向き姿勢をみせている。

ちなみに今季ルノー・チーム初加入のオコンに対し、アロンソは通算6シーズン在籍、その間に2度のタイトル獲得を果たしている。

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2020/10/20

レーシング・ポイント、ヒュルケンバーグの助言活かす

Nico Hulkenberg (C)Pirelli Motorsport
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今シーズン、イギリスGPとアニバーサリーGPではペレスの、また先のアイフェルGPではストロールの代役としてレーシング・ポイントのマシンを操ったニコ・ヒュルケンバーグについて、同チームでは「経験豊富なベテランのアドバイスがマシンのアップデートに役立った」と、あらためて高い評価を与えている。

これは同チームでテクニカル・ディレクターを務めるアンドリュー・グリーン氏が明らかにしたもの。
それによればヒュルケンバーグは計2戦でチームにポイントをもたらせただけでなく、最初の2戦を受けて伝えたマシンに対するアドバイスが、現在のアップデートに効果的な反映がなされているのだという。

「彼はこれまで様々なマシンをドライブしてきているので、そのフィードバックは貴重なものになった。
実際、いま投入されている改良点のいくつかは彼のアドバイスを元にしたものだ。
その効果はまたマシンのセットアップ段階でも好結果を発揮している」と、評価。

同チームの来季シートはすでにベッテル(現フェラーリ)と残留のストロールで確定しており、ヒュルケンバーグが加わる余地はないが、ここに来てレッドブル・レーシングの候補として名前が挙げられている。

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2021年暫定F1カレンダー(10月09日)

先週末リモートで行われたWMSC(世界モータースポーツ評議会)で、FIA(国際自動車連盟)は2021年のF1カレンダー案を下記のようにまとめたことがわかった。
それによれば、オーストラリアGPだった開幕戦がバーレーンGPに。また長年親しんだブラジルGPが消滅した一方で今季初開催が叶わなかったベトナムGPやオランダGP、それにサウジアラビアGPが加わるなど史上最多の全22戦という過密スケジュールとなっている。

【2021年暫定F1カレンダー】(10/09)

No. 日程 グランプリ 開催地
1 03月14日 バーレーンGP バーレーン・サーキット
2 03月28日 ベトナムGP ハノイ市街地特設コース *
3 04月11日 中国GP 上海サーキット
4 04月25日 アゼルバイジャンGP バクー市街地特設コース
5 05月02日 オランダGP ザンドフールト・サーキット *
6 05月09日 スペインGP バルセロナ・サーキット
7 05月23日 モナコGP モンテカルロ市街地特設コース
8 06月06日 カナダGP ジル・ビルニューブ・サーキット
9 06月20日 オーストリアGP レッドブルリンク
10 06月27日 フランスGP ポールリカール・サーキット
11 07月11日 イギリスGP シルバーストーン・サーキット
12 07月25日 ハンガリーGP ハンガロリンク
13 08月29日 ベルギーGP スパフランコルシャン・サーキット
14 09月05日 イタリアGP  モンツァ・サーキット
15 09月19日 ロシアGP ソチ・サーキット
16 09月26日 シンガポールGP シンガポール市街地特設コース
17 10月10日 日本GP 鈴鹿サーキット
18 10月24日 オーストラリアGP アルバートパーク市街地特設コース
19 11月07日 アメリカGP(US-GP) オースティン・スピードウェイ
20 11月14日 メキシコGP ロドリゲス・サーキット
21 11月28日 サウジアラビアGP ジェッダ市街地特設コース
22 12月05日 アブダビGP ヤス・マリーナ・サーキット

・サーキットは推定

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角田裕毅に朗報か スーパーライセンス規定一部緩和

FIA
新型コロナウイルスがモータースポーツ界を襲っている状況を鑑み、FIA(国際自動車連盟)はF1スーパーライセンスの発給規定を一部緩和する方針を決めた。
これは先週行われたWMSC(世界モータースポーツ評議会)で認められたもの。

それによれば現在、指定された下位カテゴリーで直近3年間で計40ポイント以上獲得が必要とされているものを、直近4年間のうちのベスト3年分と緩和すること。
また40ポイントに達しない場合でも最低30ポイントを獲得していれば、FIAがその技量について個別に判断し特別に救済発給できるようにするとのこと。

これを日本期待の角田裕毅に当てはめると、現在参戦中のF2でランキング4位以内という条件は変わらないものの、仮に5位に留まったとしても特例の条件には該当することになるとみられる。

ただ角田が狙うのはアルファタウリのシート(クビアト?)とみられるが、もしもいま噂になっているようにレッドブル・レーシングがニコ・ヒュルケンバーグかセルジオ・ペレスらを起用した場合には厳しいものになりそうだ。

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2020/10/19

スパフランコルシャン、2輪耐久レースに向け施設改修へ

Spa-Francorchamps (C)Pirelli Motorsport
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F1ベルギーGPの開催地であるスパフランコルシャン・サーキットが、総額8千ユーロ(約98億円)とも言われる巨額を掛け、施設の大幅改修に乗り出すことがわかった。

これは2022年に予定される2輪マシンによる耐久レース『EMCスパ24時間レース』のためのもの。
この開催には4輪のFIA(国際自動車連盟)に相当する2輪のFIM(国際モーターサイクル連盟)のサーキット・ライセンス『グレードC』を新たに取得する必要があるためだ。

それによれば観客席の増設などの施設改修の他、コース外のランオフエリアにグラベルベッドを設けることが計画されているという。
グラベルはマシンが埋まって動けなくなるケースがあるため4輪では歓迎されず近年減少しつつあるが、2輪では逆にマシンをその静止させる効果があるために必要とされるとのこと。

コロナ禍のこの時期に巨額の設備投資することには懸念の声も聞かれるが、サーキットでは「長期的視野」で改修計画は必須としている。

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ペレス(レーシング・ポイント)、ウィリアムズ入りの可能性も

Sergio Perez (C)Racing Point
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2021年の契約が解消となったセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)だが、ここに来て来季ウィリアムズ・チーム入りの可能性が伝えられている。

レーシング・ポイントではチームオーナーであるローレンス・ストロール氏の意向で来シーズン現フェラーリのセバスチャン・ベッテルの獲得を表明。
これにより来季のペレスは宙に浮いた形となっていたもの。
一時はハースF1入りが有力とみられていたが、こちらはロシアの富豪を父に持F2ドライバーのニキータ・マゼピンの起用が強まってきたという。

そこで今回伝えられたのがウィリアムズ・チーム入りの噂。
その場合、クレア・ウィリアムズ前副代表の後ろ盾を失った形のジョージ・ラッセル放出の可能性が高いとみられ、ニコラス・ラティフィとのコンビになるとされる。

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ルノー・スポール、「レッドブルからの供給打診まだない」

Redbull Factory (C)RedBull Racing
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状況を考えると再びルノー製パワーユニットの搭載が最も可能性が高いとみられる2022年からのレッドブル・レーシング&アルファタウリ2チームだが、供給元となるルノー・スポール側はまだ交渉が行われてないとしている。
これはルノー・スポールでマネージング・ディレクターを務めるシリル・アビテブール氏が語ったもので、レッドブル・グループ側からはまだ2022年以降の供給について具体的な打診は受けていないことを明らかにしたもの。

今のところ新規にF1エンジンを製作して参入するマニュファクチャラーはなく、ホンダからの供給が受けられなくなると、レッドブルは残ったメルセデスかフェラーリ、そしてルノーのいずれかのチームからの供給を受けなくはならなくなる。
しかしメルセデスはすでに4チームであることから実現は考えにくいこと。
またフェラーリとはこれまでFIA(国際自動車連盟)への抗議などで関係が良くないこと。
さらにかつてのパートナーであるルノーとは喧嘩別れした状況で関係は最悪のものとなったままだ。

そこで噂になっているのがレッドブルがホンダF1から知的財産を購入してサードパーティによる製産・供給を受けようという妙案。
しかし2022年以降のエンジン規定の問題などもあり実現にはかなり高いハードルがあるのが事実だ。
2022年まで一見、時間はまだあるように思えるが、来年6月までに登録がない場合、FIAの規定により強制的にルノー・スポールとの契約が迫られることになりかねない。

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2020/10/18

メルセデス、ボタスのトラブル解明、再発防止を誓う

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームは、先のアイフェルGP決勝レースで起きたバルテリ・ボタスのマシンのトラブルについて、その原因を解明、今後再発させないことを誓った。

それによればトラブルはPU(パワーユニット)のMGU-H(熱エネルギー回生システム)で起きたもので、エンジン出力が突然大幅に低下したことがドライバーから無線で伝えられたもの。
一旦はピットに戻ったものの、その場で修復される術はなく、ボタスは泣く泣く首位の座を明け渡しリタイヤする結果となった。

チームは早期のストップにより装置の決定的なダメージを避けられたとしているが、シーズンを戦う上でボタスにとっては痛恨のノーポイントとなってしまった。
メルセデス・モータースポーツでは再発防止を誓っているが、すでに実質今季の開発は終えていて、作業は来年に向けたものに切り換えられているとのことだ。

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今年のベトナムGP、やっと開催断念を正式決定

Vietnam GP
今シーズン、初開催のグランプリとして当初4月5日(日)に第3戦としてスケジュールが組まれていたベトナムGP(ハノイ市街地特設コース)だが、このほど主催者は開催を断念したことを正式発表した。
これは言うまでもなく新型コロナウイルスの影響によるもので、主催者は日程を変更しての開催を窺ってきたものの、これまで1,110人が感染、35人が死亡するという同国のバンデミックを受け開催の目途がつかず決定されたもの。
これまでに販売されたチケットについては全額返金される。

なお同様にこれまで延期扱いとされたままのイベントには11月1日(日)開催予定のメキシコGPがある。

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ホンダ、レッドブルへの「F1知的財産譲渡」可能性容認

渡辺 康治/Honda (C)Honda Racing
ホンダが2021年末でのF1撤退を決めたことにより、浮上しているのがレッドブルがホンダF1の知的財産を買い取って同社製のパワーユニットを継続使用するというもの。
これについて非公式ながら、ホンダ首脳はその可能性について否定していないことがわかった。

これは本田技研工業の執行役員である渡辺康治/ブランド・コミュニケーション部長が会見で記者の質問に答えたもの。
「レッドブル側からは、ホンダの方針についてはその決定を尊重すると言われた。
ただ新たなパートナーを見つけなければならないのでできる限り早くアナウンスして欲しいとのことだった」

その上で、「彼らの活動について協力できることがあれば積極的にサポートしたい。
知的財産を買い取ってホンダのパワーユニットを継続するという話は聞いていないがそういうオブションがあるのであればホンダとしても前向きに検討したい」と、付け加えた。

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2020/10/17

ミック・シューマッハのF1再デビューはアブダビGPか

Mick Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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先のアイフェルGP(ニュルブルクリンク)の金曜日フリー走行1回目セッションでアルファロメオ・レーシングからF1デビューする筈だったものの実現しなかったミック・シューマッハの再テストについて、スケジュールの関係で限定されることがわかった。
これはハースF1で走る予定だったカラム・アイロットも同様で、二人は共にFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーでもある。

若手ドライバーの育成にあたるフェラーリのローレン・メキーズ/スポーティング・ディレクターは、次のように説明している。

「それぞれのチームの事情もあり、再度若手ドライバー起用のスケジュールを組み直すのは容易なことではない。
チームとしてデータのないところで新人の起用は難しいだろうしね。
残された6グランプリの中で、可能性があるとすればいずれのチームにおいてもそれぞれアブダビGPということになるのではないか」

その上でメキーズ氏は、「二人ともまずはF2タイトルを獲得するのがやるべきことだ」と、念を押した。
目下ミック・シューマッハがF2ランキング1位、カラム・アイロットが同2位となっている。

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ピレリ、ポルトガルGPで2021年仕様タイヤのテストへ

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤは、来週末行われる次戦ポルトガルGP(アルガルベ・サーキット)で2021年に投入する仕様のタイヤの最終テストを行うことを明らかにした。

F1タイヤは基本的に現行仕様(2019年のものがベース)のタイヤが継続されることになっているが、2021年はマシンのダウンフォースが10%削減されることからコンパウンドの変更が見込まれている。
テストは金曜日のフリー走行2回目セッションで全チーム一致のもと、1チームあたり3セットが用意され、最初の30分間を使って行われる予定。

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「複数の選択肢を検討中」と、レッドブル首脳

Redbull Racing (C)RedBull Racing
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ホンダのF1撤退表明により、2022年以降の搭載エンジンが不透明になっているレッドブル・レーシング&アルファタウリだが、レッドブル・グループのモータースポーツ活動で重要なポジションを占めるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「複数の選択肢を検討中」であることを示した。

「ホンダが2021年末でF1活動を終えることは早い時期に知らされていた。
われわれはお互いに重要なパートナーだからね。
今のところ。新たにF1に参入するメーカーは現れそうもなく、その場合には嫌でも既存の3メーカーの中から選択することにならざるを得ない。
一方、われわれがホンダの知的財産を引き継いでパワーユニットを自製するという噂もあるようだが、これは簡単なことではなく少なくとも2022年以降の開発凍結ルールが必須だし、何よりオーナー(ディートリッヒ・マテシス氏)の決断が必要になる」

その上でマルコ氏は「F1から撤退するという選択肢もある」とした。
ただ新コンコルド協定に同意した以上、少なくとも2025年までの参戦が義務付けられているのが現実だ。

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2020/10/16

ボタス(メルセデス)、「タイトル獲得は危機的状況」

Mercedes Duo (C)Mercedes Motorsport
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アイフェルGP決勝レースでは首位を走りながらもエンジントラブルによりリタイヤを喫し、痛恨のノーポイントに終わったメルセデスAMGチームのバルテリ・ボタスは、今シーズンのタイトル争いにおいて事実上危機的状況になったことを認めた。
今季ここまで2勝を上げているボタスだが、一方チームメイトであるハミルトンのほうは今回を含め早くも7勝目を記録ポイント差も69と大きく差を広げられている。

これについてボタスは、「ウチのマシンには信頼性があったから、エンジントラブルなんて信じられなかったよ。
ハミルトンが優勝した一方でこっちはノーポイントというのはなんとも痛いな。
それでも終わったことを考えていても仕方ないから、これから頑張るだけだ。
計算するまでもないけれど、逆転にはたぶん奇跡が必要になるだろうね」と、述懐。

F1が現行規定になった2014年以来、ハミルトンがタイトル獲得できなかったのは2016年にニコ・ロズベルグに負けた時だけだ。

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メルセデスAMG、「DASシステムの安全性に懸念なし」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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アイフェルGPの決勝レース前、ルイス・ハミルトンが『W11』自慢の『DASシステム』について違和感がある」との懸念を示したことについて、安全性に問題はなかったとの見解を明らかにした。

これはステアリング装置そのものに「遊び」があるとして、レコノサンスラップに臨んだハミルトンが無線で修復の確認を訴えたものだが、チームはその時マシンが前夜からパルクフェルメにあったため手を付けられなかったと回答した。
結局レースでは何もトラブルなくフィニッシュを迎えたが、その後あらためてチームから安全性について問題はなかったと説明されたものだ。

ただチームはF1ドライブに要求されるステアリングホイールからの繊細なフィーリングについては何らかの影響があった可能性を認めている。

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アロンソ(ルノー)、「2年でF1マシンは大幅に進化」

Fernando Alonso (C)Renault Sport F1
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来シーズンのF1復帰を前に、バルセロナ・サーキットでプライベートテストを敢行したフェルナンド・アロンソ(39歳:スペイン)は、「マシンの進化に圧倒された」との感想を明らかにした。

アロンソが最後にF1マシン(マクラーレン・ルノー)を公式戦でドライブしたのは2018年最終戦アブダビGPのことでそれからほぼ2年が経過している。
今回テストで走らせたのは2020年最新式のルノー『RS20』だった。
プロモーション用の『フィルミングデー』という制限されたものだったが、それでもアロンソは「2年ぶりのF1はフィーリングは良いものだったけれど、明らかに僕よりもマシンのほうが上回っていた。
この2年間でF1は大きく進歩したことを実感させられたよ。
ここは実戦までに早くF1の感覚を思い出さなくてはいけないね」と、振り返った。

この機会を用意したルノー・チームからは、「アロンソはスピードを取り戻すのに飢えていた」との声が聞かれた。
次回アロンソはアブダビ合同テストへの参加を希望しているとのことだが、本来若手ドライバーのためのテストということで反発する動きもあり、実現するかは不透明だ。

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2020/10/15

アルファタウリ首脳、「角田裕毅の起用は実力次第」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alfa Tauri
ホンダ育成ドライバーである角田裕毅がアルファタウリのシート合わせを行ったことで、F1ステップアップに向けて期待が高まっているが、同チームのフランツ・トスト代表は、「知られているように、レッドブルのドライバー起用は常に実力次第で判断される。
レッドブルの哲学は政治的な理由でアルファタウリにドライバーを連れてきたりはしない。
角田裕毅の将来は自分自身によって切り拓かれる」と、戒めた。

角田には今シーズン終盤いずれかのグランプリの金曜日フリー走行1回目セッションに起用される見込みだが、それに先駈け資格を得るためのテストが予定されている。
いまのところロマーニャGP(11月1日)終了後にイモラ・サーキットで旧型の『STR14』によるスケジュールが有力になっているようだ。

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角田裕毅、アルファタウリでシート合わせ行う

角田 裕毅 (C)Scuderia Alfa Tauri
レッドブル、そしてホンダの育成ドライバーであるF2ドライバーの角田裕毅(20歳)が、13日(火)イタリア・ファエンツァにあるアルファタウリのファクトリーを訪問したことがわかった。

これは『アルファタウリ・ホンダ AT01』のシート合わせのためで、角田によるF1テスト実施が確実になったことを窺わせるもの。
伝えられるところではシーズン終了後にヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビ合同テストでの起用が予定されているが、それ以前にいずれかのグランプリで金曜日のフリー走行1回目セッションで走行の機会が与えられるかも知れない。

期待されるのは来シーズンのF1ステップアップだが、そのためにも自力でスーパーライセンス獲得を確実にしたいところだ。

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来季のアルファロメオはライコネン&ミックが有力

Kimi Raikkonen (C)Alfaromeo Racing
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アルファロメオ・レーシングの2021年のドライバーについて、イタリア・メディアは「キミ・ライコネン&ミック・シューマッハが有力」との見方を報じている。

同じフィアット・グループの傘下にあり、実際フェラーリ製パワーユニットを搭載することもあってフェラーリ・チームの意向が影響力を持つとされる同チームでは、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の有望株で現在F2シリーズでランキング首位を走るミック・シューマッハ(21歳:ドイツ)を前面に押し出す方向であるとみられる。

一方、長年に渡ってフェラーリで走り、2007年にはタイトルも獲得しているライコネンについては本人の意志次第で残留は認められると伝えられている。
そこで今やただ一人となったイタリア人ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィは残念ながら放出となる可能性が高いようだ。

なおアイフェルGPで予定されたミック・シューマッハのF1公式初ドライブは悪天候により流れたが、シーズン中に再びチャンスが与えられるかも知れない。

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2020/10/14

アロンソ(ルノー)、2年ぶりのF1走行果たす

Fernando Alonso (C)Renault Sport F1
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13日(火)、来季ルノー・チームからのF1復帰が決まっているフェルナンド・アロンソが、ほぼ2年ぶりとなるF1走行を果たした。

これは同チームのプロモーション用『フィルミングデー』を利用したもので、マシンは今季の『RS20』であるもののタイヤや走行距離などに制限が掛かる。
場所は2000年に当時のベネトンで初F1ドライブを果たした想い出のバルセロナ・サーキット、規制いっぱいの100キロを走行したということだ。

コクピットを降りたアロンソは、「2年ぶりのF1ドライブで、マシンの速さにあらためて驚かされた。
コーナーからブレーキングからすべてのパフォーマンスが素晴らしいもので、快感をまた取り戻すことができたよ」と、ご満悦の表情だったという。

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メルセデス、開発の焦点は2021年仕様マシンに

Mercedes 『W11』 (C)Mercedes Motorsports
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2014年に現行のV型6気筒ツィン・ターボというエンジン規定になって以来、王座に君臨し続けるメルセデスAMGチームだが、開発の焦点は早くも2021年型マシンに移行したことを示唆した。

これはオランダのケーブルテレビ局『ジッゴ・スポーツ』が報じたもの。
それによれば今季最大のライバルであるレッドブル・ホンダがパフォーマンスを上げ、さらにメルセデスのレベルに近づいていることは認めたものの、今季の両タイトル獲得にはすでに自信を持っているというもの。

同チームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、「レッドブルがさらにスヒードを増してわれわれのレベルに近づいてきていることは織り込み済みのことだし、歓迎すべきことだと思っている。
今後のレースではわれわれを討ち負かすレベルになるかも知れない。
しかしそれはF1として歓迎すべきことだろう。
われわれは警戒は怠らないが、すでにさらにその先を見据えているということだ」と、余裕の構えをみせた。

メルセデスはすでにコンストラクターズ・ポイントでは180ポイント、ドライバーズ・ポイントでもハミルトンが69ポイントという大差を付けており、容易なことで逆転はない見通しになっている。

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アイフェルGP、予想の観客2万人に届かず

2020 Image (C)Redbull Racing
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新型コロナウイルスの影響で異例の展開となっている2020年シーズンのF1だが、無観客での開催が続いたあと、ロシアGPに続いて2万人の制限ながら観客を入れての開催となったアイフェルGPはしかし予想の数に届かなかったようだ。

これはドイツの通信社である『DPA』(Deutsche Presse-Agentur)が報じたもの。
それによれば2万枚用意された観戦チケットは約5千枚ほど売れ残ったとのこと。
さらに販売されたチケットについても新型コロナウイルスの影響で入場を制限されたケースもあり、結局実際に入場したのは1万2,3千人ほどではないかと推測されているという。

2013年以来ということで期待されたニュルブルクリンクでのF1グランプリだったが、再考の余地があるかも知れない。

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2020/10/13

最速ピットストップは再びレッドブル・レーシング

Redbull/Pitstop (C)RedBull Racing
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今回行われたアイフェルGP決勝レースで最速のピットストップタイムを記録したのは再び常連のレッドブル・レーシングだったことがわかった。

これは2位を走っていたマックス・フェルスタッペンが16周目に行った最初のピットストップのもので、全体1位となる1.92秒の好タイム。
これは同じく最速タイムの常連で今回2番手となったウィリアムズ・チームの2.27秒(ラッセル)を圧倒するもの。
レッドブル・レーシングによる最速タイムはこれで今季11戦中9回目となった。

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8位入賞のヒュルケンバーグにあらためて高評価

Nico Hulkenberg (C)Pirelli Motorsport 拡大します 今年のイギリスGP&アニバーサリーGPに加え、今回3度目の代替出場となったレーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンバーグだったが、またしても8位フィニッシュで4ポイントを獲得、貴重な通算10ポイントをチームにもたらせることとなった。
とりわけ公式予選までただの1周もしていないというハンディキャップにも関わらず、決勝レースでは着実に順位を上げたそのパフォーマンスに高い評価が与えられている。

そこでたかまっているのが本格F1復帰説だ。
来季のレーシング・ポイントについてはすでにベッテル&ストロールという体制が確定しているが、噂に上がっているのがアルボンに代えてレッドブル・レーシングに起用されるという驚きのもの。
アルボンは今回クビアトとの接触事故でペナルティを受け、リタイヤ。

アルファタウリを含め、レッドブル・グループのドライバーらには思わぬ強敵現るという状況になりつつあるのかも知れない。

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3位表彰台リカルド(ルノー)、『シューイ』忘れる

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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今回のアイフェルGPでルノー・チームのダニエル・リカルドは2018年のモナコGP以来となる表彰台を獲得したが、ひさしぶりのことで『シューイ』を演じるのを忘れたことを明かした。

当時レッドブルのドライバーだったリカルドは、チーム代表だったクリスチャン・ホーナーとの間で表彰台を獲得した場合にはシューズにシャンパンを入れて飲む、いわゆる『シューイ』を約束、実際に行ってみせたこともある。

ただ今回ルノー・チームではシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターとの間で別途、「表彰台に上がれば一緒にタトゥを入れる約束」を交わしているとも言われているので注目だ。
タトゥの場所はアビテブール氏が、デザインはリカルドが決めるとも伝えられている。

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2020/10/12

ハミルトン、2ストップ戦略でシューマッハの記録に並ぶ優勝を飾る(ピレリ)

(C)Pirelli Motorspotrs
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2020 アイフェルグランプリ 決勝
2020年10月11日、ニュルブルク

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンが、ミハエル・シューマッハの記録に並ぶキャリア通算91勝目を挙げました。レッドブルのマックス・フェルスタッペンとの接戦を演じたハミルトンは、P Zeroレッド・ソフトからP Zeroイエロー・ミディアムへ交換し、ファイナルスティントで再度ソフトタイヤを使用する2ストップ戦略を採りました。ハミルトンと同じ戦略を実行したフェルスタッペンは、ハミルトンと同一のラップでピットストップを行いました。
• バーチャルセーフティーカーとセーフティーカーが戦略に影響を及ぼしました。レース序盤四分の一辺りで発生したバーチャルセーフティーカー導入時、表彰台を獲得したトップ3を含む大半のドライバーが1回目のピットストップを行いました。セーフティーカーが導入された際、この時もトップ3を含む多くのドライバーが2回目のピットストップを実行しました。レースはフィニッシュまで10周のスプリントレースとなり、上位勢はソフトタイヤで走行しました。
• 3位フィニッシュしたルノーのダニエル・リカルドは、トップ2と同様の戦略を採りました。リカルドは、ルノーにとって2011年以来となる表彰台獲得を達成しました。
• ただ一人の1ストッパーは、ハースのロマン・グロージャンでした。28周目にミディアムからP Zeroホワイト・ハードへ交換したグロージャンは、16番グリッドのスタートから9位でフィニッシュしました。
• 最も大きくポジションを上げたドライバーは、レーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンベルグでした。緊急招集された予選の結果、20番グリッドからスタートしたヒュルケンベルグは、ソフト – ミディアム – ソフトと繋ぐトップ5と同じ戦略を採り、8位を獲得しました。
• 低温のコンディションが続き、レース終了時点の気温は11℃、路面温度は19℃でした。このコンディションは、タイヤを適正な作動温度領域に入れることを難しくしました。特に、セーフティーカー終了後のリスタート時は尚更でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2: 4名のドライバーのみがハードを使用し、その内2名がトップ10内に入りました。アルファタウリのピエール・ガスリーとダニール・クビアト、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ミドルスティントをハードで走行しました。フリー走行でほとんど走行機会がないままレースで使用されたことは、各チームがタイヤの特性を熟知していたことを示しています。
• ミディアム C3: レースの多くの場面で使用されました。スタートでは、アルファタウリの両ドライバー、フェラーリのベッテル、ハースのグロージャンの4名のドライバーがミディアムを装着しました。ミディアムもロングランのデータが不足していましたが、長いスティントで良好な性能を発揮しました。
• ソフト C4: 大半のドライバーがソフトでスタートしました。レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスとヒュルケンベルグ、マクラーレンのカルロス・サインツは、ソフトで長いオープニングスティントを走行し、バーチャルセーフティーカー導入時に最初のピットストップを行いました。スタート直後の燃料満タンの状態においても、ソフトには大きなデグラデーションが見られず、良好な性能を示していました。フェルスタッペンは、ソフトを使用してファイナルラップでファステストラップを記録しました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「ミハエル・シューマッハの91勝という最多勝記録に並んだルイス・ハミルトンと、最多出場記録を達成したキミ・ライコネンを祝福します。低温のコンディションや金曜日のセッションが中止になるなど、今回は極めて異例のレースとなりました。すべての準備作業を土曜日のフリー走行セッションのみで行う必要がありました。しかし、タイヤの摩耗に関するデータが無かったにもかかわらず、グレイニングが予想よりも抑制されたことで、1ストップを狙うチームも見られました。最終的に、ソフトコンパウンド上で軽いグレイニングが見られましたが、レース結果に影響を及ぼす程ではありませんでした。戦略に大きな影響を及ぼしたのは、バーチャルセーフティーカーとセーフティーカーでした。これらの導入は上位勢にとっては完璧なタイミングとなり、エキサイティングなフィナーレを演出しました」

ピレリジャパンプレスリリース

続きを読む "ハミルトン、2ストップ戦略でシューマッハの記録に並ぶ優勝を飾る(ピレリ)"

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ライコネン(アルファロメオ)にもペナルティ・ポイント

FIA
アイフェルGPのレーススチュワード(審査委員)は、11日(日)行われた決勝レース中に起きたジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)との接触事故についてビデオ等による検証を行った結果、アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンに非が認められたとしてペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
ライコネンにはレース中すでに10秒のタイム・ペナルティが科せられている。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ライコネンはこれでトータル4点ということになった。

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アルボン(レッドブル)にペナルティ・ポイント

FIA

アイフェルGPのレーススチュワード(審査委員)は、11日(日)行われた決勝レース中に起きたダニール・クビアト(アルファタウリ)との接触事故についてビデオ等による検証を行った結果、レッドブル・レーシングのアレクサンダー・アルボンに非が認められたとしてペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
アルボンにはレース中すでに5秒のタイム・ペナルティが科せられている。
なおこの際、デブリ(破片)によってラジエターを損傷させ、アルボンはリタイヤを余儀なくされている。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、アルボンはこれでトータル7点ということになった。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(10/11)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されたアイフェルGPの決勝は、Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが2位表彰台、Scuderia AlphaTauri Hondaのピエール・ガスリーが6位入賞を果たしました。

一方で、ダニール・クビアトが15位、アレクサンダー・アルボンがリタイアに終わっており、両チームともにドライバーの明暗が分かれる結果となりました。

前日の予選で3番手、5番手となったフェルスタッペンとアルボンは、ともにQ2で使用したソフトタイヤでスタート。
12番手と13番手のガスリーとクビアトは、ミディアムタイヤを選択しました。
スタート直後に、フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)に並びかけるも、メルセデス勢に続く3番手に。アルボンは1つ順位を落として5番手での走行となりました。

アルボンは早めのピットイン戦略を採り、7周目にミディアムタイヤに履き替えます。
しかし、不運にもコース復帰時にトラフィックの中に入ってしまう形となります。
16周目にはクビアトをオーバーテイクする際に接触し、クビアトのフロントウイングが破損。クビアトはこの状態で1周走行した後、ピットインして新しいウイングを装着し、ハードタイヤに履き替えて追い上げを狙います。

このインシデントについて、アルボンに5秒加算のタイムペナルティーが科されましたが、その後デブリによりラジエターが破損、PUのデータに異常を確認したため、チームはリタイアを決めました。

上位陣の戦いでは、首位を走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がタイヤをロックしてダメージを負ったために早めのピットストップ。
これでハミルトンが首位、フェルスタッペンが2番手となります。
その後、バーチャルセーフティカー(VSC)が発動した瞬間に、ハミルトンとフェルスタッペンはピットイン。
通常走行よりタイムロスが少なくなるアドバンテージを活かして、フェルスタッペンはボッタスの前でコースへ戻り、2番手のポジションを確保します。

ガスリーはスタートタイヤのミディアムでロングスティントを走りきり、折り返しを過ぎた31周目でピットインしてハードタイヤに交換。
レース復帰後、8番手までポジションを上げると、ランド・ノリス(マクラーレン)がコース脇にマシンを止めたことでセーフティカーが出動します。
この時点で残り15周でしたが、フェルスタッペン、ガスリー、クビアトともにソフトタイヤへの交換を行います。

残り11周でのリスタートとなりましたが、フェルスタッペンは2番手を堅守。ガスリーは、タイヤ交換を行わなかったロマン・グロージャン(ハース)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を立て続けにオーバーテイクし、6番手までポジションアップ。
一方のクビアトは前を行くマシンもフレッシュなタイヤを装着していたことから、順位を上げることはできず、15位でのフィニッシュとなりました。

ロシアGPに続く2位表彰台となったフェルスタッペンは、最終ラップに全体ファステストラップをマークし、さらなる1ポイントを獲得。
6位入賞を果たしたガスリーも2戦連続のポイント獲得となりました。

次戦は2週間後、10月25日(日)決勝のポルトガルGP。今季2つ目のF1初開催サーキットである、アルガルベ・サーキットでの戦いとなります。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 2位)

「今回のレースは全体としてポジティブな週末になりました。
ロシアGPに続き2位表彰台を獲得できたことは喜ぶべき結果だと思います。
レースでは前を走るハミルトン選手にできるだけ近づきながら走るようにトライしていましたが、彼と戦うほどの速さはありませんでした。
それでも、全体的なパフォーマンスはよかったと思っています。
今週末は車体として一歩前進できたことをうれしく思っていますが、まだまだ改善が必要です。
毎週末メルセデスといい戦いができるよう、さらにプッシュを続けていきます。

レース途中でのセーフティカー導入後の再開時は、低い外気温により僕のマシンのタイヤが冷えていたのに対して、後続のマシンは周回遅れを回復するために走行してタイヤが温まった状態だったので、簡単ではありませんでした。
それでもなんとか彼らを抑え、前を走るハミルトン選手に食い下がっていこうとトライしました。
もちろん、ファステストラップを獲得し、追加の1ポイントを取れたこともうれしく思っています。
また、リカルド選手が表彰台を獲得できたこともよかったと感じています。
彼は素晴らしいドライバーですし、彼にふさわしい結果だと思います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(決勝リタイヤ)

「今日のマシンのペースはよかったので、このような結果になり、本来いるべきポジションでフィニッシュできなかったことは残念です。
1周目に接触を避けようとしてタイヤをロックアップさせてしまい、フラットスポットができて深刻なバイブレーションが発生していたので、早めにピットストップを行わなければなりませんでした。
ダニールとの接触は、まだ何が起きていたかよく分かっていませんので、もう一度振り返る必要があります。
僕が思うに、リスタート時、彼はシケインの進入で少しワイドになったのかもしれませんし、僕もややミスジャッジがあったかもしれません。
その後、チームからはマシンの温度が上昇しているのを見て、ピットインしてリタイアするように言われました。
最初はデータからパワーユニットの問題のように見えましたが、チームが調査したところデブリがラジエターに入って温度の上昇を引き起こしていたことを解明してくれました。
マシンの感触がよかっただけに、今日の結果は僕らが望んでいたものではないですが、前を向いて、2週間後のポルティマオを楽しみにしようと思います」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(決勝15位)

「アルボン選手と接触した瞬間から後方での戦いになり、いい結果にはなりませんでした。
彼がどうしたかったのかは分かりませんが、結果として僕のフロントウイングは破損してしまい、フロアとブレーキダクトにも大きなダメージが残りました。
さらに、ピットへ入るまではフロントウイングなしで低速走行せねばならず、当然ウイング交換にも時間がかかるわけで、そのあと僕にできることはあまり残されていませんでした。
マシンはダウンフォースを大きく失っており、苦しかったです。
雨が降るなど挽回できるチャンスを願っていましたが、何も起こりませんでした。
アルボン選手とのインシデントまではとても力強いレースができていると感じていただけに、残念です。
もっといい結果を残せた筈だと思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(決勝 6位)

「昨日はやや苦しい結果だっただけに、今日は本当にうれしいです。
望んでいたマシンバランスに持っていけず、感触はあまりよくなかったです。
いつも決勝レースではペースがよく、ポイント争いができるとは思っていましたが、今日はとても楽しかったです。
コース上で多くのバトルをして、攻めたりディフェンスしたりと、いろいろな状況がありましたが、そのすべてを心から楽しみました!
チームはすべて適切なタイミングで正しい判断を下してくれましたから、今日の6位には本当に満足しています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のアイフェルGP決勝は、F1としては異例となる10℃を切る低い外気温に加え、路面温度も非常に低い中で行われました。
Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が予選3番手から着実な走りで2戦連続となる2位表彰台を獲得しました。
ファステストラップの獲得も併せて、我々に力を与えてくれる表彰台だと感じています。

12番手からスタートしたScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、中団グループの激しい戦いの中でいくつものオーバーテイクを見せる強い走りで、6位入賞を果たしました。
こちらも、ガスリー選手、チーム、そして我々にとって、この先の後半戦に向けて大きな励みになる結果でした。

一方で、チームメートのクビアト選手は序盤の接触でフロントウイングを失ったことが影響し、残念ながら15位に終わりました。
また、Red Bull Racingのアルボン選手については、トラック上のデブリによってラジエターが破損し、パワーユニットのデータに異常を確認したため、レースの途中でリタイアを決めました。

ここから1週間を空け、F1としては初開催となるポルトガルでのレースになります。
当然ながら現行のPUを使っての走行も初めてですので、十分に事前準備をして臨みたいと思います。
最後になりますが、今日のレースでミハエル・シューマッハ選手が持つ91勝の最多勝利記録に並ぶという偉業を達成したハミルトン選手に、Hondaを代表しておめでとうの言葉を贈ります」

提供:本田技研工業(株)

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ライコネン(アルファロメオ)、史上最多出場記録更新

Kimi Raikkonen (C)Pirelli Motorsport
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アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン(40歳:フィンランド)は11日(日)行われたアイフェルGP決勝レースへの出走で、自身通算323戦目を記録した。
(予選出走は326戦目)

これは元フェラーリ等のルーベンス・バリチェッロ(48歳:ブラジル)が持っていた通算322戦の記録を破るもの。
バリチェッロは「記録が陽の目を浴びてうれしい。
ライコネンとは今度一緒にワインを飲もうと誘っているんだ」と、歓迎。

なお来年ルノーからF1に復帰が決まっているフェルナンド・アロンソ(39歳:スペイン)は通算311戦の記録を持っているので、ライコネンが引退した場合にはこの記録もさらに破られる可能性が高い。

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ハミルトンにシューマッハ家族からビッグプレゼント

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11日(日)行われたアイフェルGP決勝レース後の表彰台で、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)にF1レジェンド・ミハエル・シューマッハの子息であるミック・シューマッハからビッグプレゼントが贈られた。

これは今回の優勝でハミルトンがミハエル・シューマッハの持つ史上最多となる通算91勝目を記録したことに対し、シューマッハが2012年のメルセデス時代に実際に使ったヘルメットが「シューマッハ家族の意思」として手渡されたもの。

受け取ったハミルトンは「何て言っていいかわからないほど感激している。
シューマッハは僕の子どもの頃からのアイドルで、毎週テレビで見ていた憧れ。
この感激に慣れるまでには時間が必要だね」と、その感激を表した。

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2020/10/11

アイフェルGPはハミルトンが歴代1位となる優勝

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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10月11日(日)14時10分(日本時間:21時10分)から今季F1第11戦アイフェルGPの決勝レースがニュルブルクリンクを舞台に観客を入れて行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は8度、路面温度15度、路面はドライコンディションだが決勝レース中に雨が降る心配もあるとしている。
なおQ3進出を果たした上位10台はすべてソフトタイヤでのスタートとなっている。
また既報のように体調不良となったランス・ストロール(レーシング・ポイント)の代役にニコ・ヒュルケンバーグが起用されている。

スタート後、上位3台の順位は変わらなかったが、13周目ボタスがミスをしたところでハミルトンが首位に躍り出た。
後方ではライコネンがラッセルのマシンにヒットしてタイヤバーストに追い込んだ。
ラッセルはストップ、セッションはバーチャル・セーフティカーとなった。
やがてボタスがパワーロスを訴えて遅れる。
クビアトはアルボンに接触されてフロントウィングを脱落させる。
ボタスは結局電気系のトラブルでリタイヤに。
ライコネンには10秒のタイムペナルティが科せられた。
23周目にはオコン(ルノー)がブレーキトラブルを訴えてガレージに戻る。
アルボンに5秒のタイムペナルティが通告されたが自らマシンを降りている。
3位走行のノリス(マクラーレン)もパワーダウンを訴えている。
その後44周目にノリスはコースサイドにマシンを止める。
45周目、ノリスのマシン回収のためセーフティカーが入り、各車一斉にタイヤ交換へ。

50周目に残り10周でレース再開。
優勝はハミルトン(メルセデス)でトスカーナGP以来の今季7勝目、自身通算91勝目はミハエル・シューマッハに並ぶもので歴代1位となるものだ。
2位に入ったフェルスタッペン(レッドブル)は最終周に前周のハミルトンのタイムを塗り替え、このレースのファステストラップを記録した。
3位は激闘の末、タイヤ交換のタイミングに恵まれたリカルド(ルノー)が獲得、2018年のモナコGP以来となる表彰台を獲得した。
以下、4位ペレス(レーシング・ポイント)、5位サインツ(マクラーレン)、6位ガスリー(アルファタウリ)、7位ルクレール(フェラーリ)、8位ヒュルケンバーグ(レーシング・ポイント)、9位グロージャン(ハース)、10位ジョビナッツィ(アルファロメオ)までが入賞。
11位ベッテル(フェラーリ)、12位ライコネン(アルファロメオ)、13位マグヌッセン(ハース)、14位ラティフィ(ウィリアムズ)、15位クビアト(アルファタウリ)までが完走。
リタイヤはノリス(マクラーレン)、アルボン(レッドブル)、オコン(ルノー)、ボタス(メルセデス)、ラッセル(ウィリアムズ)の5台となった。

F1第12戦ポルトガルGPは再来週、10月25(日)14時10分(日本時間:22時10分)からアルガルベ・サーキットを舞台に全66周で行われる。

アイフェルGP決勝レースの結果はこちら
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体調不良ストロール、新型コロナ検査は陰性

Lance Stroll (C)Racing Point
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アイフェルGP開幕前から体調が優れなかったとされるレーシング・ポイントのランス・ストロールだが、懸念される新型コロナウイルス検査では陰性だということだ。

これは同チームのオットマー・サフナウアー代表が明かしたもの。
ストロールはとりわけ腹痛を訴えていて、トイレから出られない状況とのこと。
このめ土曜日朝にはもうフリー走行3回目セッション以降の欠場の意思をチームに伝えていたのことだ。
しかし、チームによるストロールの体調の見極めが遅れ、結果的に代役ニコ・ヒュルケンバーグの合流が予選ぎりぎりになったことには批判的な指摘もされているようだ。

いったんF1サーカスから離れていたヒュルケンバーグには再びの新型コロナウイルス陽性検査が科せられることとなったが、それでもテレビの仕事で現地にいたことは幸いだった。
1周の準備もできなかったが『107%ルール』はみごと問題なくクリアしてみせた。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(10/10)

Nurburgring (C)Pirelli Motorsport
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本日行われた第11戦アイフェルGPの予選はセッション終盤で接戦となり、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペンがポールポジション獲得にも手が届く走りを見せましたが、最終的には決勝グリッド3番手を獲得することとなりました。

悪天候のためレースウイーク初日の金曜日に予定されていた練習走行が全てキャンセルとなり、FP3が予選前唯一の走行チャンスとなった土曜日は、いつも以上に多忙な一日となりました。

予選Q1ではHonda PU搭載の4台は無事に突破を果たしました。
続く予選Q2では、12番手のガスリーと13番手のクビアトの差が0.007秒、そして11番手をマークしたフェラーリのベッテルとの差は0.04秒以内と僅差でしたがそれ以上にタイム差をつめることができず、明日の決勝は中団からのスタートとなりました。

今日の気温は2桁に届くことはなく、明日も更に不安定な天気が予報されています。
もしもドライコンディションであれば、Scuderia AlphaTauri Hondaの2台は決勝のスタート時のタイヤコンパウンドを自由に選ぶことができます。

Red Bull Racingのフェルスタッペンとアルボンは予選セッションを通して力強さをみせ、2台はQ3まで進出。
フェルスタッペンがアタックラップ1周目でトップタイムを出すと、続いてアルボンは4番手のタイムをマークしました。

最後のアタックラップはポールポジション獲得に近い走りを見せましたが、低い気温に悩まされたコンディションもあり、3番手の結果となりました。
アルボンはフェルスタッペンのすぐ後ろの5番手からスタートとなります。
明日はトップ10圏内のドライバー皆がソフトタイヤを履き、低い気温のなかでレースをスタートします。

なお、本日の予選でメルセデスのボッタス選手が記録したタイム(1分25秒269)により、2004年にBAR Hondaの佐藤琢磨選手が記録し保持していたニュルブルクリンクでの予選ラップタイムレコード(1分27秒691)が、16年の時を経て破られる形となりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 3位)

「今日は一日を通して調子がよく、決勝グリッドの2列目を獲得できたことはいい結果だったと思います。
昨日予定されていた2セッションを走行することができず、皆にとって忙しい土曜日だったと思いますが、総合的に見るとポジティブな一日になりました。
マシンの感触もよく、全てが安定していました。

もちろんまだマシンのバランスで改善したい部分があるものの、今日の走行を終えてこのレースウイークに自信を感じています。
重要なQ3で、路面が冷たく少しアンダーステアになってしまい、フロントタイヤが削れてゴムを使いすぎてしまいラップタイムに少し影響が出てしまいました。

メルセデスに近づいているということは、僕たちが向かっている方向性が正しいというポジティブな証拠であり、いつも決勝では更にその差を縮めることができています。
明日は更に気温が下がると予想されているので、タイヤがどのように働くかが見どころの面白い一戦になりそうです。
どのチームにとっても明日は分からないことばかりの決勝となりそうですが、走っていてとても楽しいサーキットなのでエキサイティングな一戦となるに違いありません」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選 5位)

「今日の予選の走りにはある程度満足していますが、まだ改善できる部分はあると思っています。プラクティスの時間は限られていましたが、マシンの手ごたえは最初からいいと感じていました。

(昨日のセッションが未実施となったことによる)今回のような“2日間開催形式”は気に入っていて、F2やF3に似ているような気もしています。
もちろん予選でルクレール選手の前に出られればよかったのですが、彼はいい走りをしていましたし、最後の最後に抜かれしまいました。
5番手は悪くないポジションですし、ここから戦っていけると思います。
ルノーの2台が後ろにいるので簡単なレースにはならないと思っていますし、1コーナーできちんとポジションを確保しなければなりません。

あまり走行を重ねられてないので、本当のチャレンジはロングラン走行に入ってからになりますが、ひとまずベストを尽くすのみです。
ここでは天気が荒れやすいこともあり、多くのポイントを獲得してフィニッシュできるチャンスは大きいと考えています」

【ダニール・クビアト(アルファタウリ)】(予選13位)

「今日は本当に寒かったです!
FP3後にすぐ予選が迫っていたので、この寒いコンディションで何がベストなセットアップ、走行ラインなのかをすぐに解析する必要がありました。
チャレンジングなコースは走行していて楽しかったです。
しかし、ペースに関しては“素晴らしい”とはいえず、“まずまず”であったと感じています。
とはいえ、今日の自分の走行ラップには満足していますし、あれ以上のタイムは出せなかったと思います。
Q3進出へのタイム差は、いつもよりも大きく開いていたようでした。
僕たちはいつも予選よりも決勝で力を発揮することができているので、明日の決勝もポイントを獲得するチャンスは十分にあると思います。
ここニュルブルクリンクでの一戦がいいものにできるよう、チーム一丸となって戦います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選12位)

「12番手という予選結果は少し残念ですが、FP3での感触からこのレースウイークはタフになりそうだと予想していました。
FP3を終えた後はマシンの方向性が正しくなかったと感じたので、予選の中で小さな変更を加えていきました。
その結果改善はされたものの、速さを見せていたライバルたちを相手にするには十分ではありませんでした。
何をすればよかったのかここから分析する必要があると思います。
ポジティブな点としては、明日スタート時のタイヤ選択が自由であることなので、明日の決勝は力強いレースをすることができる自信があります。
12番手からのスタートなので、戦略としては他と違うことを試してみようと思っています。
うまくはまればいいレースとなるはずなので、明日の決勝が楽しみです」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「昨日のアイフェルGPの初日は悪天候のために走行できませんでしたが、2日目の本日は天候が回復し、外気温は9℃と低いもののドライでFP3、予選ともに走行できました。
FP3では1時間のセッションの中で予選と決勝に向けた最適なセットアップを見つけなければならず、また初走行のサーキットということもあり、かなり忙しい一日になりました。
昨日の遅れを取り戻すべく、チームとともにプログラムを見直してFP3に臨みました。
基本的に予定通りにプログラムを消化し、いい仕事ができたと思います。
また、昨日の悪天候のおかげで奇しくも第13戦に予定されている2 Dayイベントのエミリア・ロマーニャGP(イモラサーキット)の予行演習にもなりました。

予選では、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が3番手、アルボン選手が5番手といい走りをしてくれました。
Scuderia AlphaTauri Hondaの2台についてはガスリー選手が12番手、クビアト選手が13番手という結果でした。
Q3進出を果たせなかったことは残念ですが、明日のレースでは新品のタイヤを履いてスタートできる利点を活かしてポイント獲得を狙ったレースができればと思います。

明日も気温が上がらず路面温度も低い予報ですが、本日の走行からPUそして車体側ともによいデータが得られたので、明日に向けて最大限のパフォーマンスを発揮できるように準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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代役ヒュルケンバーグ、「クレイジーな呼び出しタイミング」

Nico Hulkenberg (C)Pirelli Motorsport
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今年8月のイギリスGP&アニバーサリーGP以来の代役出場となったニコ・ヒュルケンバーグ(33歳:ドイツ)だったが、前回よりもさらに急な呼び出しに驚きを隠せない様子だ。

前回と同じくチームはレーシング・ポイントだったが、今回はランス・ストロールのほうの代役。
公式予選が行われる土曜日の朝、起床したストロールは体調不良を訴えたのこと。
突然のことで午前のフリー走行1回目セッションは欠場、その間緊急に代役ドライバーを探す事態に追い込まれた。

これについてヒュルケンバーグは、「そりゃあ驚いたよ。
だってスケジュールはとてもタイトなもので、連絡を受けたのは予選が始まるわずか数時間前。
ただの1周もせずにいきなり予選だなんて、前回よりもさらにクレイジーな出来事だったんだから」

残念ながらマシンも前回の時より進化していることもあり、さしものヒュルケンバーグでもぶっつけ本番の予選では真価を発揮するのは困難だったようだ。

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ミック・シューマッハ、走行キャンセルも前向き姿勢

Mick Schumacher (C)Alfaromeo Racing
金曜日に行われる予定だったアイフェルGPフリー走行1回目セッションで、アルファロメオ・レーシングから初のF1公式デビューを飾る筈だったミック・シューマッハ(21歳:ドイツ)だが、折りからの天候不順によりセッション自体がキャンセル、出鼻をくじかれる結果となった。
しかしそれでもこのデビュー前から著名すぎるこの若者はポジティブな姿勢を崩さなかった。

「初めてのF1公式セッションということでとても楽しみにしていたから、走れなかったのはもちろんとても残念に思っているよ。
でも自分の国だもの、この時期の天候が不安定なことは当然わかっていたからウェットになることや最悪のことも予想はしていたからね。
実際にコースを走ることはできなかったけれど、このために十分準備を進めてきたし、スタッフともミーティングを重ねてきたことは僕の収穫になっている。
こうしてチームと一緒に行動するだけで僕には得るものが大きかったからね。
だから全然無念になんか思っていないよ」

今回のアイフェルGPではF2のサポートレースはないため、この後もシューマッハはレース終了までチームと帯同する予定ということだ。

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2020/10/10

アイフェルGP予選、ボタス(メルセデス)がポール獲得

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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10月11日(土)15時(日本時間:22時)からニュルブルクリンクを舞台に2020年F1第11戦アイフェルGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
心配された雨は幸い最後まで降ることなく予選が行われた。

予選Q3、最初のアタックではフェルスタッペンがトップタイムを記録、ボタス、ハミルトン、アルボンと続いた。
最終アタックを終え、ポールポジションを獲得したのはボタス(メルセデス)で1'25.269を記録。
ボタスのポールはアニバーサリーGP以来で今季3回目、自身通算14回目の快挙となった。
2番手ハミルトンでメルセデスAMG勢がフロントロウ独占。
3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手に久方ぶりルクレールのフェラーリが入り、Q2敗退となったベッテルとの対比をみせた。
5番手にアルボン(レッドブル)、6番手リカルド(ルノー)、7番手オコン(ルノー)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手ペレス(レーシング・ポイント)、10番手サインツ(マクラーレン)というトップ10になった。
アイフェルGP決勝レースは12日(日)14時10分(日本時間:21時10分)から全60周で行われる。

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予選Q2、アルファタウリ勢ここで力尽く

引き続きアイフェルGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなる。

1回目の走行ではフェルスタッペンがハミルトンを抑えてトップに立った。
アルボンも3番手と好位置につけている。
2度目以降のアタックを終え、結果トップはソフトのハミルトン(メルセデス)で1'25.390。
2番手フェルスタッペン(レッドブル)、以下ボタス(メルセデス)、リカルド(ルノー)、ルクレール(フェラーリ)、アルボン(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、ペレス(レーシング・ポイント)、サインツ(マクラーレン)、そしてオコン(ルノー)までがQ3進出。

ここでの敗退はベッテル(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、クビアト(アルファタウリ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)の5台となった。

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予選Q1、ヒュルケンバーグ(レーシング・ポイント)登場

10月10日(土)15時(日本時間:22時)からニュルブルクリンクを舞台に2020年F1第11戦アイフェルGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は9度、路面温度は18度、コースはドライコンディションとなっているもののセッション中に雨が降る確率が40%とされている。
なお体調不良となったランス・ストロール(レーシング・ポイント)の代役に急きょニコ・ヒュルケンバーグが緊急起用されている。
ヒュルケンバーグは先にやはり同ーームのペレスの代役に起用された経緯がある。

トップはフェルスタッペン(レッドブル)で1'26.319。
以下、ボタス(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、オコン(ルノー)、ベッテル(フェラーリ)、ペレス(レーシング・ポイント)、アルボン(レッドブル)、マグヌッセン(ハース)、クビアト(アルファタウリ)、サインツ(マクラーレン)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)までがQ2進出。

ここでの敗退はグロージャン(ハース)、ラッセル(ウィリアムズ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ライコネン(アルファロメオ)、そしてヒュルケンバーグ(レーシング・ポイント)の5台となった。

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アイフェルGPフリー3回目、ボタス(メルセデス)最速

Nurburgring (C)Pirelli Motorsport

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10月10日(土)12時(日本時間:19時)からニュルブルクリンクを舞台に2020年F1第11戦アイフェルGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は幸い昨日の雨は上がり一転して晴れ間も見え、コースはほぼドライコンディションとなっているが、セッション開始時の気温は7度、路面温度13度と低くなっている。
ピレリは今回も5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
わずか60分のセッションで昨日行えなかった様々なプログラムをこなさなくてはならず、各車先を争ってコースインする様子がみられた。
ただストロール(レーシング・ポイント)のマシンだけはガレージに留まったまま。
ドライバーの体調不良ではないか、と伝えられてる。

残り時間5分というところでラティフィ(ウィリアムズ)が最終コーナーでスピン、ハミルトン(メルセデス)ら何台かのアタックラップをフイにした。
このセッション、ベストタイムはボタス(メルセデス)の1'26.225。
これにチームメイトのハミルトン(メルセデス)が0.136秒差で続いた。
3番手はルクレール(フェラーリ)、以下フェルスタッペン(レッドブル)、ベッテル(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ペレス(レーシング・ポイント)、リカルド(ルノー)、アルボン(レッドブル)、ガスリー(アルファタウリ)の順。
クビアト(アルファタウリ)は12番手、ストロール(レーシング・ポイント)は結局欠場、やはり体調不良と発表された。

アイフェルGPフリー走行3回目の結果はこちら
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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(10/10)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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本日のアイフェルGPの初日は、悪天候のためメディカルヘリコプターが飛行できないという判断により、すべての走行セッションがキャンセルとなりました。

低い雲に覆われ、断続的に続く雨に見舞われた一日のうち、予定をされていた2回のフリー走行では、ピットレーンオープンにならず、Aston Martin Red Bull RacingとScuderia Alpha Tauriの両チームはニュルブルクリンクで2日間に短縮されたレースウイークに挑むことになります。

2017年中国GPの金曜日もほぼすべてのセッションが行われず、同じような状況に見舞われました。
そして昨年(2019年)の日本GPの土曜日は台風の影響によりキャンセルとなり、予選が日曜日の朝に行われたことも記憶に新しい出来事ではないでしょうか。

本日の走行ができなかったことにより、チームは計画していた走行プランを変更し明日のFP3に臨みます。
一方で、3週間後に迎えるエミリア=ロマーニャGPのレースウイークも2日間のみで開催され、予選前に1度のフリー走行しか設けられない予定です。
今回のアイフェルGPでの経験はエミリア=ロマーニャGPに備えるものにもなりそうです。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「アイフェルGP初日の本日、全く走行ができなかったことを残念に思っています。視界が悪くメディカルヘリコプターが飛べないことが理由でした。

ロシアGPから観客を入れての開催が始まりましたが、この日を長いこと待ち、またこのような天気の中でも観戦に訪れてくれたファンの皆さんには感謝するとともに大変申し訳なく思います。
現行のPUレギュレーション下で初めて走行するサーキットですので、データ取りのためにも是非走行したかったのですが、その分明日のFP3での時間を有効に活用し、予選と決勝に向けた準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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ペレス(レーシング・ポイント)、やっと最新スペックに

Sergio Perez (C)Racing Point
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アイフェルGP初日は残念ながら悪天候によりキャンセルとなったものの、レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスはその走行を心待ちにしていた筆頭のドライバーだったろう。
というのも、これまで2戦続けて見送られてきた最新仕様へのアップグレードがやっとペレスのマシンにも施されたからだ。

レーシング・ポイントでは今シーズン限りでペレスの同チームからの放出が決まったことで、どうしてもチーム内の扱いは残留が決まっているランス・ストロールのほうに力を傾注、アップデートはストロールが優先されてきたもの。
それでも互角以上のパフォーマンスをみせてきたペレスは、今回同じレベルのマシンを得て、さらなる活躍を期している。

なおペレスの来シーズンのチームはまだ決まっていない。

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リオでのブラジルGP、課題は環境問題に

Brazil GP Scene (C)Williams F1
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1990年から昨年まで行われてきたサンパウロでのブラジルGPは今年で開催契約が終了した(今年は新型コロナウイルスの影響で中止)が、新たな開催に向け、かねてリオデジャネイロが動いている。

F1のチェイス・キャリー/CEOはこのリオでの新ブラジルGPについて、「課題は環境問題にある」とした。
それによれば新しいサーキットの建設予定地は森林部にあり、地元の環境団体から異議が唱えられているとのこと。
ブラジルではアマゾンの森林地帯が大きく失われつつあり、国民の大きな関心事となっている。

かつて1980年代にはブラジルGPはリオデジャネイロで開催されていて、当時の開催地はジャカレパグアだったが、その跡地はリオデジャネイロ五輪の開催場所に使われ、旧サーキットは存在しない。

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2020/10/09

アイフェルGPフリー2回目も霧でキャンセルに

Nurburgring (C)Pirelli Motorsport
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10月09日(金)15時(日本時間:22時)からニュルブルクリンクを舞台に2020年F1第11戦アイフェルGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は小雨、セッション開始時の気温は10度、路面温度13度、コースは引き続きウェットコンディションとなっている。
フリー走行1回目セッションが中止になったことにより、ミック・シューマッハ(アルファロメオ)とカラム・アイロット(ハースF1)のF1デビューは残念ながらお預けとなった。

開始時刻になったが、なお霧のため視界が悪くメディカル・ヘリコプターの飛行に障害があるとしてセッション開始はディレーとされた。
数回延期した結果、このセッションも最終的にキャンセルとされた。
これにより明日正常に走れたとしても、7年ぶりのサーキットをわずか1時間のフリー走行セッションだけで公式予選&決勝レースを迎えることになる。

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アイフェルGPフリー1回目は悪天候で中止に

Nurburgring (C)Pirelli Motorsport
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10月09日(金)11時(日本時間:18時)からニュルブルクリンクを舞台に2020年F1第11戦アイフェルGPのフリー走行1回目セッションが始められる予定だったが、霧が出てメディカル・ヘリコプターが飛べず30分単位でディレーの結果、結局中止となった。

セッション開始予定時の天候は雨、気温は11度、路面温度12度とこれまでとは一転冷え込みをみせた。
なおこのセッションではアルファロメオがジョビナッツィに代えてミック・シューマッハを、またハースF1ではグロージャンに代えてカラム・アイロットをそれぞれ指名していた。

このあと15時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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ミック・シューマッハ、まもなくF1デビュー発表の報

Mick Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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現在F2シリーズでランキング首位を走るミック・シューマッハ(21歳:ドイツ)について、アイフェルGPが行われている今週中にもF1デビューが発表されるのではないか、との見方がされている。

これはスペイン・メディアが伝えたもので、チームはアルファロメオ・レーシング、これが事実であれば同チームの来季ドライバー・ラインナップはベテランのキミ・ライコネンとの組み合わせということになるとみられる。

ミックはF1レジェンド、ミハエル・シューマッハ氏の子息で、かつて所属したフェラーリは以前からミックをもビッグネームに育てるべく支援を行ってきていた。
またフェラーリ製パワーユニットを搭載するチームでもあるアルファロメオは。今週のアイフェルGP金曜日フリー走行でミックを起用、F1公式セッション・デビューを果たさせることになっている。

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アイフェルGPのスチュワードにデレック・ワーウィック氏

Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる第11戦アイフェルGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(66歳:イギリス)を指名した。

元ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)であるデレック・ワーウィック氏のスチュワード就任は今年のハンガリーGPに続くもので、自身通算30回目。
これは目下最多のエマニュエル・ピロ氏の34回に次ぐものになる。

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レッドブル、『無限ホンダ』バッジの妙案を模索

Redbull/Mugen Honda (C)Honda Racing
ホンダのF1撤退表明により2022年シーズン以降のエンジン供給元を探す羽目になっているレッドブル・レーシング&アルファタウリだが、一部で噂になっているホンダ製エンジンの継続使用に向け、『無限ホンダ』のバッジを付けるという妙案が示されている。

無限ホンダはかつて1990年代にホンダワークスのものとは別途に、フットワークやロータス、リジェ、プロスト、そしてジョーダンらにV10エンジンを供給、1996年のモナコGPではオリビエ・パニスの手によるリジェで初優勝を遂げている。
またレッドブルは現在日本国内のスーパーGTやスーパー・フォーミュラで無限ホンダ・チームを支援するなど両者の関係は極めて深い。

レッドブルでレース部門の指揮を執るヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、こうした方針についてグループのオーナーであるディートリッヒ・マテシス氏への説明に当たっているとも伝えられている。

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2020/10/08

アロンソ、来週ルノー(アルピーヌ)F1の初テストへ

Fernando Alonso (C)Renault Sport F1
来シーズン、2006年以来となるルノー・チームへの古巣復帰が決まっているフェルナンド・アロンソはすでにエンストンにある同チームのファクトリーを訪問、F1シミュレーターを操作するなどしていると伝えられるが、来週には早くも実車テストを敢行する構えだ。

母国スペインのメディアが予想するところによれば、期日は来週の10月13日(水)、場所はバルセロナ・サーキット、マシンはルノーの今季マシン『RS20』になるとのことだが、プロモーション用の『フィルミングデー』ということで走行距離や装着タイヤなど厳しい制限が掛けられるため、合わせて旧型マシンも用意される見込みだ。

なお同チームは来季『アルピーヌ』に名称変更されるため、アロンソはその初代ドライバーということになる。

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アイフェルGPの週末、土・日ににわか雨の可能性

2004 Scene (C)Renault F1
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今週ニュルブルクリンクで行われる2020年F1第11戦アイフェルGPの舞台地であるドイツ・アイフェル地方の天候について、地元気象台はフリー走行の金曜日は曇りであるものの、公式予選が行われる土曜日、決勝レースの日曜日ともににわか雨が降る可能性があるとしている。
なお気温はこれまでのグランプリより大きく下がる見込みだ。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
10月09日(金) フリー走行 曇り 5- 12度 20%
10月10日(土) 公式予選 曇り一時にわか雨 2- 8度 40%
10月11日(日) 決勝レース 曇り一時にわか雨 4- 8度 40%

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ペレス&ヒュルケンバーグらにレッドブル入りの可能性

Redbull Honda 『RB16』 (C)RedBull Racing
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ホンダがF1撤退を表明したことがきっかけでレッドブルのドライバー・ラインナップに変化を及ぼすことになるかも知れない。

これまで旧トロ・ロッソを含めレッドブル・グループは伝統的に自チームのジュニア育成プログラムからの抜擢など若手ドライバーの起用が多いことを特徴としてきたが、いずれもエースのフェルスタッペンとは実力差が目立つ結果となっている。
そこてここに来て若手でなく(既成の)実績あるベテランドライバーに白羽の矢を立てているのではないかというものだ。

名前が上げられているのは現レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスや、今季そのペレスのピンチヒッターとして2戦に起用された元ルノー等のドライバーであるニコ・ヒュルケンバーグらでいずれも即戦力が期待できる実力者と言える。

ただもしこれが実現するとすれば、角田裕毅やニキータ・マゼピンらF1ステップアップを目指す多くのドライバーには思わぬ冷や水となるかも知れない。

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2020/10/07

レッドブル、「フェルスタッペンとの契約にエンジン条項なし」

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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マックス・フェルスタッペン念願のF1タイトル奪取にとって重要なピースであったホンダF1が2021年限りでの撤退が決まったことで、レッドブル・レーシングから離脱するのでは、との噂が広まっている。

しかしこれについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は次のようにそうした見方を全面否定した。
「フェルスタッペンがレッドブル・レーシングの将来について悲観しているということはまったくない。
それよりもホンダが来シーズン投入するとされる新型エンジンに大きな期待を寄せているというのが真相なので、少なくとも2021年末までチームにいる筈だ。
また、彼との契約にホンダF1が必須という契約条項も存在しない。
したがって今回のことを理由として彼がチームを離れるという心配はしていない」

タイトル獲得を目指したフェルスタッペンがレッドブル・ホンダのパフォーマンスに失望していて、メルセデスAMGチーム移籍も考えているとの噂は以前から絶えない。
また一方のF1の絶対王者であるルイス・ハミルトンのほうもこの強力な若者をチームメイトに受け入れ同じ土俵で戦う可能性を否定していないのが微妙だ。

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ハースF1、チーム売却の報道を否定

Haas 『VF-20』(C)Haas F1 Team
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今シーズン、不振を託つハースF1チームだが、一部に報道されたチーム売却の噂を否定した。
これは同チームのレースドライバーであるケビン・マグヌッセンの母国デンマーク・コペンハーゲンのタブロイド紙『BT』が伝えたもの。

それによればロシアの大富豪であるドミトリー・マゼピン氏がハースF1の買収に関心を持っているというもの。
ドミトリー氏は現在F2でランキング6位に位置するニキータ・マゼピンの父親で、あたかもレーシング・ポイントにおけるランス・ストロールの父親ローレンス・ストロール氏のような状況になる。

ただハースF1チームのスポークスマンはこうした話を「まったく根拠のないもの。
チーム売却の可能性は100%ない」と、全面否定している。

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コロナ感染者数増加でトルコGPも無観客レースに

Turkey GP Scene (C)Ex.Super Aguri F1
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今年、2011年以来の開催となるイスタンブール・パーク・サーキットのトルコGPだが、これまで進めてきた観客入場での開催を断念、無観客レースとして行うことを決めた。
これまた新型コロナウイルスの影響によるもので、いったん落ち着いたとみられた感染者数が再び増加、観客入場断念を余儀なくされたもの。
ただこれまですでに4万枚以上のチケット販売が行われていたということから、主催者にとっては大きなダメージになりそうだ。

トルコGPは2005年に初開催(ライコネン/マクラーレンが優勝)、2011年(ベッテル/レッドブル優勝)まで都合7年間に渡り、いずれもイスタンブール・パーク・サーキットで行われた。

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2020/10/06

レッドブル、ポルシェにエンジン供給要請の噂

Porsche F1 (C)Porsche AG
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ホンダによる2021年限りのF1撤退表明の後、現段階で後継のパワーユニットが決まっていないレッドブルだが、ここに来てドイツの自動車メーカー『ポルシェ』にエンジン供給を要請していることが報じられた。

これは『F1インサイダー』が伝えたもので、レーシング界の名門であるポルシェにF1エンジンの製作を依頼、2022年シーズンからの供給を求めたというもの。
しかし現在フォルクスワーゲン傘下にあるポルシェの回答は、時間的なものもありF1参入には消極的な姿勢であるという。

スポーツカーレースで名高いポルシェだが、F1でも近年はマクラーレン・チームへ供給、さらに古くは自身のワークスチームで幾多の戦績を残している。

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マクラーレン&エンケイ、パートナーシップ25周年

ENKEI Wheel (C)McLaren Group
マクラーレン・チームとエンケイは、両者のパートナーシップ提携以来、今年で25周年を迎えたことを明らかにした。

同チームは1995年に日本の『エンケイ』(浜松市)のレース用ディスクホイールを採用。
以来、レースで走った距離は通算500万キロにも達するということだ。

同チームは自身の公式ツイッターで「マクラーレンF1のパフォーマンスをエンケイのホイールが最大限サポートしている」と讃えた。

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ハミルトンはラバーの乗りすぎが気に入らなかった

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ロシアGP決勝レースのスタート前、指定された位置でない場所からスタート練習をしたために痛恨のペナルティを受けたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが、当人は路面の状態を気にしたための行為だったようだ。

ハミルトンは「指定された場所は(みんなが練習を行うため)路面にラバーが乗りすぎていて、グリツプが良すぎるんだ。
でも実際にスタートするグリッドはそうじゃないからもっとラバーが乗っていない所でやりたかった。
それで無線で『もっと先まで行っていいか』聞いたところ、『他のマシンに気を付けるように』とだけ言われたのでピットレーンの端まで行ってやったんだよ」と、説明。

これに対して無線で指示したハミルトンのレースエンジニアは「彼がどこまで行くつもりだったのかわれわれは把握していなかった。
2回目のスタート練習を見たとき、これはまずいなと思った」と、正直な真情を吐露した。

なおこの件によりハミルトンには合わせて10秒のタイムペナルティが科せられ、結果的に3位に転落、またチームには別途2万5千ユーロ(約307万5千円)の罰金が科せられることとなった。

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2020/10/05

レッドブルら2チーム、エンジン決定のリミットは来年5月15日

Renault Team Motorhome (C)Renault Sport F1
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ホンダによる突然のF1撤退表明で搭載エンジンの当てを失ったレッドブル・レーシングとアルファタウリの2チームだが、2022年以降に搭載するエンジン・サプライヤーの決定は遅くとも来年2021年の5月15日までということになった。

これはF1レギュレーションで、この日までに搭載するパワーユニット名をFIA(国際自動車連盟)に届け出なければならないからだ。
またレギュレーションの別の項目では、もしこれが決定していない場合、6月1日をもってFIAが強制的にエンジン・サプライヤーを指名することになるが、2021年のメルセデス4チーム、フェラーリ3チームという供給数をみれば、自ずと新生アルピーヌ(現ルノー)のみのルノー・スポールとなることが必至の情勢だ。

もしくはイギリスにあるホンダF1を買い取ってレッドブル自身がエンジン製作を行うという驚きの見方も一部に流れているが、冷静に考えると現実的ではないようだ。

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ホンダ、インディカーでは2030年まで参戦継続確認

Honda/Indycar (C)Honda Racing
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2021年限りでF1からの撤退を表明したホンダだが、アメリカ大陸を中心に行われているインディカー・シリーズについては引き続き参戦を継続することを確認した。

これはホンダとインディカー・シリーズが表明したもので、同シリーズのジェイ・フライ代表によれば現在同シリーズにエンジン供給するホンダとシボレーとは共に2030年までの長期に渡り安定して続けられると強調したもの。

2023年まで延期はされたものの、インディカーでもハイブリッド技術が2.4リッター ツインターボV型6気筒エンジンに導入されることになっていて、安全面を含め長期視野で運営が行われている。

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ルノー、「要請あればエンジン供給に応える」

Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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ホンダのF1撤退表明により、2022年以降搭載エンジンの当てがなくなったレッドブル・レーシングとアルファタウリら2チームだが、F1レギュレーションではルノー・スポールに対しパワーユニットの供給が求められることになる。
F1競技規則によれば、「パワーユニット供給契約のないチームは、最少数のチームにパワーユニットを供給する製造者に配分される」とされているためだ。

現在メルセデスがメルセデスAMGとウィリアムズ、レーシング・ポイントの3チーム、フェラーリもフェラーリとアルファロメオ、ハースの3チーム、これに対してルノーはルノーマクラーレンの2チームだが、来季はマクラーレンがメルセデス製に変更するためルノー自身(来季はアルピーヌに名称変更)のみの1チームになることから、レッドブルらへの供給義務が生じることになる。

これについてルノー側は表向き、「供給要請があればそれに応える準備はできている」と大人の対応をみせているが、悪化した両者の過去の経緯もあり、すんなり合意できるかは不透明だ。

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2020/10/04

ミカ・サロ、「ハミルトンへのペナルティ厳しかった」

Mika Salo (C)Redbull Racing
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先のロシアGP決勝レース前のレコノサンスラップで、正規の位置でない所でスタート練習を行ったとしてタイムペナルティがハミルトン(メルセデス)に与えられたことについて、このレースのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)として決定に関わったミカ・サロ氏は、個人的見解として「ペナルティは厳しすぎると感じた」ことを明らかにした。

これについてサロ氏は、次のように地元フィンランドのメデイアに釈明している。
「10秒のタイム・ペナルティを科すことが決まったとき、僕自身もこれは厳し過ぎると感じたよ。
でもレギュレーションに当てはめてみるとあれは明らかにルール違反であり、処罰を免れるものではなかった。
違反行為があった以上、僕たちはペナルティ表に則って罰を科すしかなかったんだ」

また「独走するハミルトンに対して厳しいのでは」との指摘に対しては、「まったくそのような意図はない」と、これを一蹴した。
その後ペナルティ・ポイントについて撤回されたが、これについて「レース後確認したところ、チーム側からの指示が確認されたためで他意はない」と、説明している。

ペナルティについてはハミルトン自身だけでなく他のドライバーからも同情の声が高まっていて、スチュワードの決定には批判的な意見も多かったという。

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レッドブル、ホンダF1継承して自社開発か

Redbull Motorhome (C)RedBull Racing
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ホンダが2021年下記り゛のF1撤退を表明したことで、レッドブル・レーシング&アルファタウリの2チームは搭載エンジンを失うことになるが、F1のルール上ではカスタマー・チームを持たないルノー製パワーユニットが充てられる見込みとなっている。

しかしルノーとレッドブルの間には長い過去の確執があり、結果的に喧嘩別れの状況、再び良好な供給契約を形成させるのは困難なこととみられる。
そこで一部メディアが伝えたのがレッドブルがF1エンジンを自製するという仰天計画だ。

それによればレッドブルは2021年以降、ホンダのF1パワーユニットに関連するすべての知的財産を購入し、そのホンダのF1エンジンを開発し続ける別のパーティーを見つけるか、または自社工場(ミルトンキーンズ)で自社製作を行うというもの。

F1エンジンのさらなる開発が今後制限される方向にあることもレッドブルには追い風になるかも知れない。

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F1撤退のホンダ、「レッドブルには8月に伝えた」

Max Verstappen (C)Honda Racing
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10月2日(金)、突然のF1撤退を表明したホンダだが、パートナーであるレッドブルには8月の段階で撤退の意向を伝えたとしている。

これは本田技研工業の八郷隆弘社長がオンライン会見で明らかにしたもの。
それによれば当初2020年末までだった契約を1年間延長した段階から検討してきたもので、今年8月に2021年一杯でのF1撤退をほぼ固め、レッドブル側には通知していたとのこと。
9月末にはホンダとしての姿勢を最終決定、今回の記者発表になったものという。

レッドブル・レーシング&アルファタウリ共にこの決定を尊重するコメントを出しているが、両チーム共に大きなダメージを負うことになるのは必至だ。

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2020/10/03

バーレーンのオーバルコースは今季限りの情勢

Bahrain Circuit Oval Image (C)BIC
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新型コロナウイルスの影響を受けた今シーズンのF1カレンダーでは、バーレーン・サーキットで2回のグランプリが設定されているが、12月6日に開催される『サクヒールGP』では通常とは異なる外周部分のみのコースレイアウトが使われることになった。

これはほぼ全周ブレーキングの箇所がないもので、F1オーバルコースとも称せられている。
オーバル現代のF1ではみられないもので、1周のラップタイムがおそらく1分を切るという速度だけでなくエアロダイナミックスなどマシンのセットアップもこれまでにないものになることが予想されている。

ただこのユニークな案には多くの関係者が支持を表明しているものの、来シーズンは例年通りの1回開催になって、通常のコースアウトに戻ることが確実視されている。
F1史上、ただ1回だけになりそうなオーバルコースでのサクヒールGPを制するのは誰になるか注目だ。

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シュワルツマン(F2)はアブダビGPの金曜日フリーに

『FDA』 logo (C)Ferrari S.p.A
フェラーリの若手ドライバー育成システムであるFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)は、すでにF2ランキング1位のミック・シューマッハ(21歳:ドイツ)をアルファロメオ・レーシングから、また同2位のカラム・アイロット(21歳:イギリス)をハースF1チームからそれぞれ次戦アイフェルGP(ニュルブルクリンク)の金曜日フリー走行1回目にデビューさせるとしているが、さらにランキング5位のロバート・シュワルツマン(21歳:ロシア)についても今季最終戦アブダビGPでF1デビューさせることを明らかにしている。
ただ、シュワルツマンがドライブするのがいずれのチーム・マシンになるのかはまだ決まっていない。

なお他の二人と同様、シュワルツマンについてもすでにフェラーリの自社コースであるフィオラノ・サーキットで旧型のフェラーリ『SF71H』を用いてF1訓練を行ったということだ。

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ホンダ、F1撤退のリリース

Honda F1 Staff (C)Honda Racing
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【FIA フォーミュラ・ワン世界選手権への参戦終了について】

Hondaは、このたび、2021年シーズンをもって、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を終了することを決定しました。

Hondaは、世界最高峰の四輪レース、F1において、自らのエネルギーマネジメント技術をもって勝利することを目指し、2015年からチャレンジを開始しました。
参戦当初は厳しい戦いが続いたものの、航空機エンジン技術の活用など All Hondaの総合力を発揮することで高い競争力を実現してきました。

また、Red Bull Racing(レッドブル・レーシング)、Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ 以下、アルファタウリ)との強いパートナーシップのもと、共に成長してきた結果、2019年シーズンは3勝、2020年シーズンも2勝を挙げるなど、大きな目標としてきた勝利を実現することができました。

一方、自動車業界が100年に一度の大転換期に直面する中、Hondaは、最重要課題である環境への取り組みとして、持続可能な社会を実現するために「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指します。
そのために、カーボンフリー技術の中心となる燃料電池車(FCV)・バッテリーEV(BEV)など、将来のパワーユニットやエネルギー領域での研究開発に経営資源を重点的に投入していく必要があり、その一環として、今年4月に「先進パワーユニット・エネルギー研究所」も設立しました。
F1で培ったエネルギーマネジメント技術や燃料技術、そして 研究開発の人材も同様に パワーユニット・エネルギー領域に投入し、将来のカーボンニュートラル実現に集中し取り組んでいくために、今回、F1への参戦を終了するという判断をしました。

モータースポーツ活動はHondaのDNAであり、これからも熱い想いを持って、参戦しているカテゴリーでのNo.1を目指し、チャレンジを続けていきます。

F1もファンの皆様のご期待に応えるべく、2021年シーズン終了までレッドブル・レーシング、アルファタウリの両チームとともにさらなる勝利を目指し、最後まで全力で戦い抜きます。
そして、モータースポーツ活動を通じて培われたチャレンジング・スピリットをもって、将来のカーボンニュートラル実現という新たな目標に挑戦していきます。

Hondaのモータースポーツ活動、そして、Hondaの新たな挑戦に皆さまの変わらぬご理解、ご声援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

【 本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘】

Hondaは、この度FIAフォーミュラ・ワン世界選手権へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を、2021年シーズンをもって終了することを決定いたしました。

Hondaは、世界最高峰の四輪レース、F1で自らの持てるエネルギーマネジメント技術をもって勝利することを目指し、2015年からチャレンジを開始し、今年で6年目のシーズンを迎えています。
参戦当初は性能や信頼性で苦戦し、厳しい戦いが続きましたが、航空機エンジンの技術を生かした性能向上や、量産技術を活用したエンジンの燃焼効率向上など、All Hondaの総合力を発揮することで競争力を大幅に高めることができました。

また、F1を戦う上で重要な要素となるパートナーについても、2018年からスクーデリア・アルファタウリ、加えて2019年からは、レッドブル・レーシングと、素晴らしいチームに恵まれました。
当時、スクーデリア・トロロッソだったアルファタウリのメンバーは、Hondaの可能性を信じて契約をしていただき、その後も全力でHondaをサポートいただきながら、二人三脚で共に進化を続けてきました。
先日のイタリアグランプリでのアルファタウリ・ホンダとして初めての優勝は両社がチャレンジを始めて50戦目の節目でした。これまでの努力が実を結んだ結果であり、Hondaとして言葉にはできないほどのうれしさでした。

そして、レッドブル・レーシングとはトップチームとして勝てる体制の下、「優勝」という明確な目標を定め、強いパートナーシップを築いてきた結果、高い競争力を発揮することができています。
両チームとの強固なパートナーシップと高い競争力を得た結果、昨シーズンは3勝、今シーズンも現時点で2勝を挙げることができています。
大きな目標としてきた優勝を実現できたことに対し、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの両チームには、改めて、感謝したいと思います。
また、参戦決定以来、さまざまなサポートをいただいたFIA、フォーミュラ・ワンの皆さま、関係者の方々のご支援に御礼を申し上げます。
そして、何よりも熱いご声援をいただいている多くのファンの皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございます。

一方、私どもHondaの事業環境に目を向けますと、自動車業界は100年に一度と言われる大転換期を迎えています。
Hondaも 将来の新たなモビリティ、そして、新たな価値創造に向けて注力していくことは以前よりお話しさせていただいています。
なかでも、環境への取り組みはモビリティメーカーにとって最重要テーマの一つとして捉えています。
2011年には「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現をビジョンに掲げ、地球環境に与える負荷をゼロにすることを目指し取り組みを進めてきました。
このたび、Hondaはこの取り組みをさらに加速させ持続可能な社会を実現するために「2050年にカーボンニュートラルの実現」を目指すことを決意しました。

そして、そのために、2050年までの通過点として現在掲げている「2030年に四輪車販売の3分の2を電動化する」という目標についても、カーボンフリー技術の投入をさらに加速させていきます。
この実現に向けて、Hondaは、将来のパワーユニットやエネルギー領域での研究開発を重点的に強化しています。
今年4月には、将来技術に取り組む研究所の体制を一新し、新組織「先進パワーユニット・エネルギー研究所」を設立しました。
Hondaがこれまで培ってきたFCV、バッテリーEV、そして、航空機向けターボジェットエンジンなど、さまざまなパワーユニット技術を生かし、将来のカーボンニュートラル社会を支える新たなパワーユニットの研究開発をスタートしています。
また、カーボンニュートラル実現のためには、パワーユニットそのものだけでなく、エネルギーを含めたカーボンフリー化が必要です。
Hondaではこれまでも様々なエネルギー技術の研究を行ってきましたがこの領域も大幅に強化していきます。

将来、カーボンニュートラルを実現するために、今回大きく舵を切り、この新たなパワーユニットとエネルギーの研究開発に経営資源を集中していきます。
その一環として、今回F1で培ったエネルギーマネジメント技術や燃料技術、そして人材を先進パワーユニットとエネルギーの研究開発に振り向けることにしました。
こうして、さらに強化した研究開発体制の下、先進パワーユニットとエネルギー技術の創造、そして、将来のカーボンニュートラル実現に集中して取り組んでいきます。

F1では、優勝という目標を達成でき、一定の成果を得ることができました。
その力をこれからは、パワーユニットとエネルギーのカーボンフリー化「カーボンニュートラル実現」という新しいフィールドでの革新に注ぎます。
これはF1同様に大変難しいチャレンジであり、社会とともに取り組んでいくべき大きなチャレンジとなります。
本日の発表は「カーボンニュートラル実現」という新たな挑戦に向けた決意表明でもあります。
Hondaは、ステークホルダーの皆さまとともに、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、Hondaの総力を挙げてチャレンジをしていきます。

Hondaは、創業以来モータースポーツへの挑戦を通じて技術の進化と技術者の育成、そして、勝利を目指す熱い情熱を育んできました。
レース活動はHondaのDNAです。これからも熱い想いを持って参戦しているカテゴリーでのNo.1を目指し、チャレンジすることに変わりはありません。

ファンの皆さまのご期待に応えるべく、今シーズンの残り7戦。そして、2021年シーズンに向けては、よりパフォーマンスを高めた新しいパワーユニットも投入し、レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリとともに、さらなる勝利を目指して最後まで全力で戦い抜きます。

ぜひ、Hondaのモータースポーツ活動、そして、Hondaの新たな挑戦に皆さまの変わらぬご理解、ご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

提供:本田技研工業(株)

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2020/10/02

ホンダ、2021年限りでF1から撤退

ホンダは、2021年シーズンをもって、F1世界選手権へのパワーユニット・プライヤーとしての参戦を終了することを正式発表した。

これによりすでに2025年までの参戦をコンコルド協定により表明しているレッドブル・レーシングとアルファタウリは搭載エンジンのあてを失うことになる。

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バルセロナのスペインGP、来季の開催に暗雲か

Barcelona Circuit (C)Redbull Racing
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F1スペインGPの開催地で、シーズン前テストの舞台としてもお馴染みのバルセロナ・サーキットだが、ここに来て来季の開催に暗雲が立ちこめているようだ。
なんでも同サーキットでは社長が入れ替わるなど経営面での混乱があり、それがF1の開催契約にも影響を及ぼしているとのニュースが流れているもの。

例年通りシーズン前半の開催を目論むスペインGPは、少なくとも今年10月中にはF1を統括するリバティ・メディアとの間で契約をまとめなければならないが、財政問題の悪化を受けた新経営陣の姿勢もありいまのところ合意の目途が立っていないと伝えられている。

地元メディアは今年のスペインGPが新型コロナウイルスの影響で無観客レースとして行われたことも赤字に拍車を掛けたとしている。

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アルファロメオ代表、「ライコネンとはこれから交渉」

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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今年まもなく41歳になるアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン(フィンランド)は今や現役F1ドライバーの中で最高齢になるが、まだ引退という話は聞こえて来ない。

注目されるその2021年シーズンについて、所属チームのフレデリック・バッサー代表は「ライコネンとはこれから来年について話し合いを始める」とし、一部に噂となっている「すでに残留が決まった」という説を否定した。

フェラーリ製パワーユニットを搭載し、技術的にもフェラーリの支援を受けているとみられる同チームでは、来季FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーで目下F2シリーズでランキング首位を走るミック・シューマッハ(21歳:ドイツ)を乗せるのではとの見方が有力になっているが、そのチームメイトとして、経験豊富なライコネンに期待する向きが多いという。

ただ数少ない来季の空席には残留希望のジョビナッツィの他にもニコ・ヒュルケンバーグやセルジオ・ペレスなどの名前も挙がっていていずれも予断を許さない状況だ。

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2020/10/01

FIAレースディレクター、「ペナルティは公正を期したもの」

Race Image (C)Mercedes Motorsports
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先のロシアGP決勝レースで、同グランプリのレーススチュワード(審査委員)がルイス・ハミルトン(メルセデス)に対して下したペナルティが厳しかったのでは、という声が聞かれることについて、FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターは次のように語っている。

「ハミルトンはいつもと同じやりかたでスタート練習をしたとしているが、その場所は各サーキットで異なるもの。
そのため許可された場所は各グランプリ毎に必ず事前に通達しており、実際他のドライバーは(チームメイトも含め)今回すべて許可された場所で行っていた。
ドライバーの安全を確保する見地から、この違反については看過することはできない。
ただ今回彼は無線でチームの指示に従ったということなので、ドライバーへのペナルティ・ポイントは取り消し、チームへの罰金にした」と、説明。

それでも本人に疑義があるというならばいつでも説明に応じるとした。

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ハースF1、カラム・アイロットを金曜フリー走行に

Callum Ilott (C)Ferrari S.p.A
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ハースF1チームは、10月9日(金)に行われるF1第11戦アイフェルGP(ニュルブルクリンク)の金曜日フリー走行1回目セッションに、カラム・アイロット(21歳:イギリス)を起用することを明らかにした。

アイロットは同セッションにアルファロメオ・レーシングから出走するミック・シューマッハと並ぶFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーで、昨年のバルセロナ合同テストにやはりアルファロメオから参加、クラッシュした経験を持つ。
また今シーズン参戦しているF2シリーズでも、シューマッハに続いてランキング2位に位置している。
ちなみに現在ランク3位が、こちらはホンダの育成ドライバーである角田裕毅となっている。

初めてF1公式セッションに参加するアイロットは、「こうした機会を与えたくれたハースF1に感謝している」と意欲をみせるが、まだグロージャン&マグヌッセンいずれのマシンになるかは未定とのことだ。

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ペレス(レーシング・ポイント)、希望のチームはレッドブル?

Sergio Perez (C)Racing Point
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今シーズンもベテランらしく堅実な走りをみせてるレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス(30歳:メキシコ)だが、来季アストンマーティンのワークスチームとなる体制変更により同チームからの放出がすでに決まっている。

母国の企業から多くの支援も受けるペレスだが、来季についてはすでに多くのチーム体制が確定していて選択の余地は多くない。
有力とみられてるのはハースF1だが、これまでの同チームの戦いをみる限り戦力ダウンは否めない。

こうした中、ペレスが自ら『意中のチーム』を口にして注目されている。
それはレッドブル・レーシングだった。
ペレスは「レッドブルからオファーがあれば、すぐに決断するよ」としているが、現実にはハースF1加入の可能性が高いとみられる。

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