ステファーノ・ドメニカリ氏、F1/CEO(最高経営責任者)決定
Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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アメリカの専門誌『レーサー・マガジン』が報じた通り、元フェラーリ・チーム代表であるステファーノ・ドメニカリ氏(55歳:イタリア)のF1/CEO(最高経営責任者)就任が正式発表された。
2017年にアメリカのメディア関連企業である『リバティ・メディア』がF1を買収して以来、同職に就いてきたチェイス・キャリー氏の後任ということになる。
同氏によれば、課題だった新しいコンコルド協定の合意に成功したいま、将来への道筋が付いたとして2020年末での勇退を決めたもの。
イモラ出身のドメニカリ氏は1991年フェラーリ社に入るとムジェロ・サーキットのレースディレクターを始め管理部門で経験を積み、2008年には現FIA会長であるジャン・トッド氏の後任としてフェラーリ・チームの代表を7年に渡って務めたことで知られる。
その後はランボルギーニ社のCEOの他、FIAでF1を含むシングルシーター委員会の委員長も務めている。
なおこれにより、FIAの会長がトッド氏、F1マネージング・ディレクターがロス・ブラウン氏、そしてF1代表がドメニカリ氏とすべてフェラーリ出身者が占めることになる。
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