イタリアGPはガスリー(アルファタウリ・ホンダ)初優勝
Pierre Gasly (C)Scuderia Alfatauri
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9月06日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第8戦イタリアGPの決勝レースがモンツァ・サーキットを舞台に行われた。
スタートでポールのハミルトンはポジションを真もったもののボタスやフェルスタッペンらは後退、サインツ&ノリスのマクラーレン勢が2-3番手にアップする。
6周目、ベッテル(フェラーリ)がブレーキトラブルでシケインのバリヤを派手に吹き飛ばし、ピットへと戻ってリタイヤ第1号になる。
グロージャン(ハース)の進路を妨害したとしてアルボン(レッドブル)に5秒のタイムペナルティが科せられる。
19周目、マグヌッセン(ハース)がマシントラブルでコースサイドにストップ、イエローコーション&セーフティカー導入に。
ストップした場所がピットレーン入口だったためクローズドに。
その間にピットインした疑いでハミルトンとジョビナッツィ(アルファロメオ)が審議対象に。
両者にはいずれも10秒のストップ&ゴー・ペナルティが通告された。
再開後の25周目、ルクレール(フェラーリ)がパラボリカ出口でタイヤバリアに激しくクラッシュ、再びイエローコーション、その後赤旗中断に。
レースはまだ半分の距離だが、この時点でトップはハミルトン、続いてストロール(レーシング・ポイント)、ガスリー(アルファタウリ)、ライコネン(アルファロメオ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、サインツ(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、ボタス(メルセデス)、ラティフィ(ウィリアムズ)、そしてリカルド(ルノー)の順。
レースはスタンディングスタートで再開。
ハミルトンはペナルティのため早々にピットイン、ガスリー(アルファタウリ)がレースリーダーに立つ。
一方、フェルスタッペンはピットでマシンから降りた。
ガスリーはサインツの猛攻を退け、みごとF1初優勝。
アルファタウリにとっても初勝利で、かつホームグランプリ、そしてホンダとのタッグを組んで50戦目の節目のレースだった。
2位サインツ(マクラーレン)、3位ストロール(レーシング・ポイント)でメルセデスAMG勢不在の表彰台は今季初。
4位ノリス(マクラーレン)、5位ボタス(メルセデス)、6位リカルド(ルノー)、7位最後尾から追い上げたハミルトン、8位オコン(ルノー)、9位クビアト(アルファタウリ)、10位ペレス(レーシング・ポイント)までが入賞。
以下、ラティフィ(ウィリアムズ)、グロージャン(ハース)、ライコネン(アルファロメオ)、ラッセル(ウィリアムズ)、アルボン(レッドブル)、そしてジョビナッツィ(アルファロメオ)までが完走。
リタイヤはフェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、ベッテル(フェラーリ)の3台となった。
F1第9戦トスカーナGPは続く来週、9月13(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今度は初開催のムジェロ・サーキットを舞台に全59周で行われる。
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