ギリギリのハミルトン(メルセデス)は「再始動のため」
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ロシアGPの予選Q2セッション中に起きた赤旗中断からの再開時、ポールポジションの本命であるルイス・ハミルトン(メルセデス)はまだQ2を突破できるだけのタイムを記録していなかった。
このためわずか2分15秒というセッションの残り時間で有効なアタックラップを完遂するには早めにピットレーン出口に並ぶ必要があったが、ハミルトンの姿はなかなかガレージから現れず、ファンをヤキモキさせることとなった。
これについてメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、予選後次のように説明した。
「ピットレーンに並ぶのをギリギリまで遅らせたのは、大気中にエンジンストールするのを最大限待ちたかったからだ。
なぜなら、ウチのクルマには外部からの助けを経ずにエンジンを再スタートさせる機能がないからね」という意外な本音。
結果的にはアタックに間に合いQ3進出を果たしたものの、ハミルトンにとっては危うい場面だった。
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