ステファーノ・ドメニカリ氏、F1のCEO(最高経営責任者)候補に
S.Domenicali & K.Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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2017年にアメリカのメディア関連企業である『リバティ・メディア』がF1を買収して以来CEO(最高経営責任者)として改革に取り組んできたチェイス・キャリー/CEOが、課題だった新しいコンコルド協定の合意に成功したいま、将来への道筋が付いたとして現職から辞任を図っていることがわかった。
そしてその後任について名前が挙げられているのがイタリアのモータースポーツ専門家であるステファーノ・ドメニカリ氏であるとアメリカの専門誌『レーサー・マガジン』が報じている。
イモラ出身のドメニカリ氏は1991年フェラーリ社に入るとムジェロ・サーキットのレースディレクターを始め管理部門で経験を積み、2008年には現FIA会長であるジャン・トッド氏の後任としてフェラーリ・チームの代表を7年に渡って務めたことで知られる。
その後はランボルギーニ社のCEOの他、FIAでハ1を独『アウト・ビルト』踏むシングルシーター委員会の委員長も務めている。
ただこれが実現した場合、FIAの会長がトッド氏、F1マネージング・ディレクターがロス・ブラウン氏、そしてF1代表がドメニカリ氏とすべてフェラーリ出身者が占めることになり、抵抗も予想される。
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