トッドFIA会長、「来季はルマンとF1の日程を調整」
Toyota WEC Team (C)Toyota Motorsports
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新型コロナウイルスの影響によるカレンダー変更で、結果的には別々のスケジュールとなった今年のルマン24時間レースとF1だが、本来であれば6月の13-14日の同じ週末に開催がバッティングする筈になっていた。
これについてFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、「2021年においては開催日程の重複を回避させたい」との見通しを明らかにした。
ただルマン24時間レースのほうは伝統的に6月の同じ週末が開催日程として定着していて、来季もすでに6月の12-13日が他のWEC(世界耐久選手権)スケジュールと共に正式発表されている。
このためバッティング回避にはF1のほうで行われる見込みだが、関係者によればF1の日程も例年ある程度固定されつつあって、調整はトッド会長が口にするほど必ずしも容易ではないとみられる。
ちなみに今年の優勝者であるトヨタWECチームの8号車は、中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートリーといういずれも元F1ドライバーによるものだった。
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