再スタート時の多重事故で前例のない大量処分
FIA
トスカーナGPのレーススチュワード(審査委員)は、13日行われた決勝レースの再スタート時に起きた多重事故について調査と審議を行った結果、前例のない総計12名ものドライバーに対し警告処分を行ったことを明らかにした。
これは1周目に起きた事故で投入されたセーフティカーの先導により、7周目にローリングスタートの形で行われた際に起きたもの。
その際中団グループがコントロールラインを通過する前に一部マシン(ジョビナッツィとされる)が加速、まだウェービングを行っていた他のマシンに追突したことから多重事故に至ったとされた。
クラッシュしたマグヌッセンやラティフィ、サインツら4台はコース上に散乱することとなり、レースは赤旗中断となった。
この件でスチュワードは個々のドライバーではなく集団の全体に瑕疵があったとして、12名という異例の大量警告処分とした。
処分を科せられたドライバーは予選グリッド順に以下の通り。
・アルボン(レッドブル)
・ペレス(レーシング・ポイント)
・ストロール(レーシング・ポイント)
・リカルド(ルノー)
・サインツ(マクラーレン)
・オコン(ルノー)
・ノリス(マクラーレン)
・クビアト(アルファタウリ)
・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
・ラッセル(ウィリアムズ)
・ラティフィ(ウィリアムズ)
・マグヌッセン(ハース)
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