ハミルトン、ペナルティ・ポイント回避で安堵
Podium Scene (C)Pirelli Motorsport
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過去6回の開催で4勝と、ここロシアGPを得意とするルイス・ハミルトン(メルセデス)だったが、ポールポジション獲得までは筋書き通りだったものの、レーススタート前のレコノサンスラップでわずかな狂いが生じることとなった。
ハミルトンがペナルティを取られたのはグリッドに付く前に行われるスタート練習。
これにはピットレーン出口の右側部分に指定されているが、この日のハミルトンは無線でチームの了解を得た上で指定とは異なる場所で2回のスタート練習を行った。
しかしレーススタート後にこれが審議対象とされ、時間を置いて2回分の5秒タイム・ペナルティが、さらに一時は2点のペナルティ・ポイントまで通告されたもの。
幸い今回ペナルティ・ポイントは回避されたものの、もし今年のトルコGPまでの4戦であと4点を喫してしまうと、出場停止の対象になる。
なおFIAがこのシステムを導入した2014年以来、実際に出場停止処分となったドライバーはまだいない。
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