ロス・ブラウン/MSディレクター、「不確定要素の必要性」強調
Pierre Gasly (C)Honda Racing
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かつて自身の名を冠したF1チーム監督、またフェラーリでは黄金時代を築いた立役者で、現在はF1を担当するモータースポーツ・ディレクターの職にあるロス・ブラウン氏(65歳:イギリス)が、盛り上がったイタリアGPをその立場から次のような見解を示した。
「今回のレースが盛り上がったのは、セーフティカーによる混乱で後半いつもと異なる顔ぶれでのバトルが繰り広げられたからだ。
拮抗した集団がごちゃ混ぜになれば誰もがワクワクするようなレースになる。
つまり不確定要素が必要なんだ。
そしてこれこそが、奇しくも『リバースグリッド』の考え方と狙いを同じくするもの。
今後のF1で検討するに値するべきものなんだ」と、かねての持論を展開。
ただF1のリバースグリッド方式の導入にはとりわけ上位チームによる反対意見が根強い。
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