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2020/09/09

アルファタウリのガスリー、初優勝を飾る:赤旗中断が発生したレースで全3種類のコンパウンドを使用 (ピレリ)

(C)Pirelli Motorspotrs
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2020 イタリアグランプリ 決勝
2020年9月6日、モンツァ

キーポイント
• アルファタウリのピエール・ガスリーが、全3種類のピレリタイヤを使用して、モンツァでF1初優勝を飾りました。26周目に発生した赤旗中断に伴い、ドライバーたちはピットでタイヤ交換を行いました。16:20に再スタートしたイタリアグランプリは、残り27周のスプリントレースの様相を呈することとなりました。
• レーシング・ポイントのランス・ストロールは赤旗による「フリーピットストップ」を有効に活用し、3位を獲得しました。ストロールは、赤旗中断前にただ一人ピットストップを行なっていませんでした。
• メルセデスのルイス・ハミルトンは、ポールポジションからのスタート後トップを走行していましたが、10秒のストップアンドゴーペナルティを課されました。ハミルトンは、イエロー・ミディアムタイヤでの再スタート後、このペナルティを実行しホワイト・ハードへのタイヤ交換を行いました。最下位でコースに戻ったハミルトンは、最終的に7位でフィニッシュしました。
• 赤旗前にも多様なタイヤ戦略が展開されていましたが、再スタート時には、全3種類のコンパウンドが登場するなど、広範囲に渡るタイヤの使用が見られました。そのような中、トップ6はミディアムタイヤで再スタート後のスティントを走行しました。
• 再スタート後、ピットストップは発生しませんでした。ルノーのエステバン・オコンは、レッド・ソフトで27周を走行し、8位でフィニッシュしました。
• 温暖なドライコンディションが継続し、再スタート時の気温は30℃、路面温度は41℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2: ルイス・ハミルトンはファイナルスティントで、優勝したガスリーは赤旗中断前の第2スティントでハードを使用しました。
• ミディアム C3: 大半のドライバーが再スタート時にミディアムを選択しました。スピードと耐久性を併せ持つミディアムは、高速スプリントレースでその特徴を実証しました。
• ソフト C4: 再スタート時、アルファロメオの両ドライバーとルノーのオコンがソフトを装着しました。また、レーススタート時のグリッドトップ10は、全員ソフトを装着していました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「全3種類のコンパウンドが良好に機能していました。レース戦略は、赤旗によってリセットされました。セーフティーカー導入後の赤旗中断が、極めて予測不可能かつ魅力的なグランプリを演出しました。実質的に27周のスプリントレースになったことで、ドライバーたちは、レース後半を走り切るタイヤをマネージする必要がありました。記憶に残る完璧にマネージされた優勝を達成したピエール・ガスリーとアルファタウリをはじめ、表彰台を獲得したマクラーレンのカルロス・サインツ、レーシング・ポイントのランス・ストロールを祝福したいと思います。このトップ3は全く異なる戦略を使用していました」

ピレリジャパン・プレスリリース

2020 イタリアグランプリ 決勝
2020年9月6日、モンツァ

キーポイント
• アルファタウリのピエール・ガスリーが、全3種類のピレリタイヤを使用して、モンツァでF1初優勝を飾りました。26周目に発生した赤旗中断に伴い、ドライバーたちはピットでタイヤ交換を行いました。16:20に再スタートしたイタリアグランプリは、残り27周のスプリントレースの様相を呈することとなりました。
• レーシング・ポイントのランス・ストロールは赤旗による「フリーピットストップ」を有効に活用し、3位を獲得しました。ストロールは、赤旗中断前にただ一人ピットストップを行なっていませんでした。
• メルセデスのルイス・ハミルトンは、ポールポジションからのスタート後トップを走行していましたが、10秒のストップアンドゴーペナルティを課されました。ハミルトンは、イエロー・ミディアムタイヤでの再スタート後、このペナルティを実行しホワイト・ハードへのタイヤ交換を行いました。最下位でコースに戻ったハミルトンは、最終的に7位でフィニッシュしました。
• 赤旗前にも多様なタイヤ戦略が展開されていましたが、再スタート時には、全3種類のコンパウンドが登場するなど、広範囲に渡るタイヤの使用が見られました。そのような中、トップ6はミディアムタイヤで再スタート後のスティントを走行しました。
• 再スタート後、ピットストップは発生しませんでした。ルノーのエステバン・オコンは、レッド・ソフトで27周を走行し、8位でフィニッシュしました。
• 温暖なドライコンディションが継続し、再スタート時の気温は30℃、路面温度は41℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2: ルイス・ハミルトンはファイナルスティントで、優勝したガスリーは赤旗中断前の第2スティントでハードを使用しました。
• ミディアム C3: 大半のドライバーが再スタート時にミディアムを選択しました。スピードと耐久性を併せ持つミディアムは、高速スプリントレースでその特徴を実証しました。
• ソフト C4: 再スタート時、アルファロメオの両ドライバーとルノーのオコンがソフトを装着しました。また、レーススタート時のグリッドトップ10は、全員ソフトを装着していました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「全3種類のコンパウンドが良好に機能していました。レース戦略は、赤旗によってリセットされました。セーフティーカー導入後の赤旗中断が、極めて予測不可能かつ魅力的なグランプリを演出しました。実質的に27周のスプリントレースになったことで、ドライバーたちは、レース後半を走り切るタイヤをマネージする必要がありました。記憶に残る完璧にマネージされた優勝を達成したピエール・ガスリーとアルファタウリをはじめ、表彰台を獲得したマクラーレンのカルロス・サインツ、レーシング・ポイントのランス・ストロールを祝福したいと思います。このトップ3は全く異なる戦略を使用していました」

ピレリジャパン・プレスリリース

20200907

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