« アストンマーティン、エイドリアン・ニューイ氏に食指 | トップページ | 角田裕毅(F2)、F1スーパーライセンスが遠のく »

2020/09/13

レーシング・ポイント、「ベッテルとストロールは対等」

Lance Stroll (C)Racing Point
拡大します
2021年シーズン、ペレスを放出して現フェラーリのセバスチャン・ベッテルを迎え入れることを決めた(来季アストンマーティンに変更)は、コンビを組むランス・ストロールの立場について、「まったく同等に扱われること」を明言した

あからさまなチームオーダーはできないとしても、これは今年33歳、F1で14年目の元チャンピオンと、まだ21歳、4年目で一度の優勝経験もない若者がイコール・コンディションという異例なもの。

これについて同チームで現場の責任者を務めるオットマー・サフナウアー代表は、ランスがオーナーの子息であるという特別な事情が背景にあることを隠さなかった。
「何も驚くべきことではない。
二人のドライバーはチーム内で対等に扱われる」と、強調。
さらにベッテルの加入により放出されることになったのがランスでなく経験・実績のあるセルジオ・ペレスのほうになったことについても、同代表は「そもそも二人の契約内容は異なるもので、ランスのほうには解約条項に該当するものはなかった」と、明かした。

来シーズン、新生アストンマーティンは二人のドライバーが対等どころかランス中心のチームになりかねない様相だ。

|

« アストンマーティン、エイドリアン・ニューイ氏に食指 | トップページ | 角田裕毅(F2)、F1スーパーライセンスが遠のく »