ロシアGPはボタス優勝、フェルスタッペンは2位でゴール
Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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9月27日(日)14時10分(日本時間:20時10分)から今季F1第10戦ロシアGPの決勝レースがソチ・サーキットを舞台に行われた。
今回から最大3万人を限度に観客を入れての開催となっている。
スタート時の天候は晴れ、気温は29度、路面温度41度、路面はドライコンディションで決勝レース中に雨が降る心配はないとされている。
なおアルボン(レッドブル)はギヤボックス交換により5グリッド落ちの15番手に後退スタートとなっている。
スタート前のレコノサンスラップでハミルトンが規定の位置から外れてスタート練習をしたとして審議対象とされたことが通告された。
オープニングラップで今回もアクシデント、サインツ(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)がストップ、ノリス(マクラーレン)は最後尾に落ちた。
セッションはイエローコーションとなりセーフティカーが入った。
アルボンら後方集団の中には早くもタイヤ交換を済ませるマシンも現れる。
この時点での順位はハミルトン、ボタス、フェルスタッペン、オコン、リカルド、ペレス、ガスリー、ルクレール、マグヌッセン、グロージャン、クビアト。
6周目に混乱なくレースは再開。
審議対象だったハミルトンには5秒×2のタイムペナルティが科せられた。
ペナルティを消化したハミルトンは一時11位まで順位を落とした。
さらにリカルド(ルノー)にも2コーナーでの規定コース外走行でゲインを得たとして5秒のタイム・ペナルティが。
53周のレースを終え、トップでチェッカーフラッグを受けたのは3番手スタートのボタス(メルセデス)。
開幕戦のオーストリアGP以来となる今季2勝目で自身通算9勝目。
2位にフェルスタッペン(レッドブル)で今季7回目の表彰台、3位にここまで追い上げたポールスタートのハミルトン(メルセデス)。
以下4位ペレス(レーシング・ポイント)、5位リカルド(ルノー)、6位ルクレール(フェラーリ)、7位オコン(ルノー)、8位母国グランプリのクビアト(アルファタウリ)、9位ガスリー(アルファタウリ)、10位アルボン(レッドブル)までが入賞。
アルボンには終了間際リカルドと同じく規定コース外走行で5秒のタイム・ペナルティが科せられたが順位に影響はなかった。
ホンダ・パワー勢は4台すべてがみごとポイント獲得を果たした。
以下、11位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、12位マグヌッセン(ハース)、13位ベッテル(フェラーリ)、14位ライコネン(アルファロメオ)、15位ノリス(マクラーレン)、16位ラティフィ(ウィリアムズ)、17位グロージャン(ハース)、18位ラッセル(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはストロール(レーシング・ポイント)とサインツ(マクラーレン)の2台となった。
なおF1ロシアGPに先駈けサポートレースであるF2の第2レースに参戦した日本の角田裕毅は6位に入り、ランキングを3位まで上げて今回のソチ2戦を終了したことがわかった。
最終的にランキング4位以内なら念願のスーパーライセンス発給に達するが、まだ4-5位らとのポイント差は小さく予断を許さない。
F1第11戦アイフェルGPは再来週、10月11(日)14時10分(日本時間:22時10分)からニュルブルクリンクを舞台に全60周で行われる。
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