マルコ博士(レッドブル)、ガスリーの勝利自讃も
Pierre Gasly (C)Scuderia Alfatauri
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先のイタリアGPで、メルセデスAMGとレッドブル・レーシングという強力なチームを今シーズン初めて破った第一号に輝いたピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、母国フランスの『レキップ』紙に、「この素晴らしい結果は何らかの形で報われる筈」と、自らのポジションに好影響が訪れることに期待をみせた。
これは2019年いったんはトロ・ロッソから本家レッドブル・レーシングに昇格しながらも、パフォーマンス不足とされアルボンと入れ替わる形で降格に遭った過去を示唆しているとみられる。
しかしこれについてレッドブル・グループでドライバー起用に発言力を持つとされるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、次のように牽制した。
「現時点でガスリーが期待しているような変更はレッドブル内部では検討されていない。
そしてガスリーが今、レッドブル・グループ傘下にあるアルファタウリのドライバーであるという事実はなんら変わらない。
そのアルファタウリにはアルファタウリの事情がある」と煙に巻いた。
現在レッドブル・レーシングのドライバーであるアルボンには母国タイからの出資があるとされ、それもドライバー起用継続の理由の一つになっている、との見方もある。
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