フェラーリ内部の明暗がさらに対比強める
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
拡大します
今季、シーズンが始まる前から来季ドライバー・ラインナップの変更が明らかにされるというある意味異常な様相をみせたフェラーリ・チームだが、今回のアニバーサリーGPを終え、さらに両者はその対比を強めているようだ。
タイヤの摩耗が焦点になった今回のレースで、同チームのルクレールは意表を突いたワンストップ作戦を展開、みごとこれが奏功して4位フィニッシュを遂げた一方、逆にベッテルのほうは誤ったタイヤ戦略が足を引っ張ったとレース中から不満を隠していなかった。
今回のレース、終始後方に埋もれるレースを強いられポイント獲得すらならない12位フィニッシュに留まったベッテルには、早くもシーズン中のチーム離脱まで噂に上がり始めているという。
成績が思わしくない時のお家騒動は得意(!)のチームとはいえ、今季はまだ5戦が終わっただけ、この先が思いやられる展開となっている。
| 固定リンク