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2020/08/23

『予選モード』禁止、きっかけはフェラーリ・チームから

Image (C)Pirelli Motorsport
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PU(パワーユニット)のモードを予選時だけ特別なものにする、いわゆる『パーティモード』(予選モード)について、FIA(国際自動車連盟)及びF1は今週のベルギーGPからでなく次戦イタリアGPから禁止とする方向だが、この問題が表面化した原因にはフェラーリ・チームからの内部告発があったということだ。

現在、予選モード自体はメルセデス陣営だけでなく他のエンジン・マニュファクチャラーズにも大なり小なり存在するとみられるが、フェラーリが告発したのには今季の自身の不振がきっかけとなったようだ。
というのも、フェラーリは昨シーズン、違法な燃料流量が不正行為と判定され一気に失速。
現在もいっときのスピードを取り戻せていない。
さらに、フェラーリの予選モードはライバルに比べて効果が小さいとみられることから禁止になった場合に受けるダメージが最小限に留められると判断され、告発に結び付いたというものだ。
F1の世界ではいつの時代も権謀術数がうごめいている。

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