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2020/08/02

ホンダ系チーム、公式予選コメント(8/01)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ston Martin Red Bull RacingとScuderia AlphaTauri Hondaにとって難しい予選となった中で、マックス・フェルスタッペンは力強い走りをみせ明日の決勝を3番手からスタートします。

予選Q1は4台すべてが確実な走りをみせましたが、セクター2では風が選手を苦しめました。
Q2でハミルトン(メルセデス)がスピンし、レッドフラッグとなり走行が中断。

走行が再開されると、Q2残り約5分で各車が熾烈なタイムアタックを行い、Honda PUを搭載した3台はQ3進出を逃しました。
ピエール・ガスリーは10番手のストロール(レーシング・ポイント)と同タイムでしたが、タイムを記録した順番が遅かったガスリーが11番手となりました。

アレクサンダー・アルボンはFP3の開始直前にデータの不具合を検知しバッテリー交換を行ったため、FP3の最初の45分間は走行できませんでした。
午前に十分な走行を行えず、予選Q2では0.044秒差で12番手となり、Q3進出を逃しました。
ダニール・クビアトは0.2秒遅れた14番手でしたが、ギアボックス交換のペナルティーで決勝は19番グリッドからスタートします。
Q3進出を逃した3台は、明日の決勝スタートで自由にタイヤを選択できます。

フェルスタッペンは予選Q3のほとんどを3番手で走り、明日の決勝を2台のメルセデスのすぐ後ろからスタートします。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選3位)

「全体的に見て、マシンの力を出し切っていい予選ができたと思います。
予選Q3の最終ラップでは特にいいタイムで走れましたが、メルセデスは前戦までと同様に、非常に速かったです。
3番手の結果に満足していますし、明日はクリーンスタートを決めて彼らにプレッシャーを掛けたいです。
F1マシンは風に弱いので、このサーキットでは風が勝負の行方を左右します。
昨日は低速コーナーに苦しみましたが、それも改善しつつあります。
セッティングの方向性は固まったと思いますし、今日は楽しくドライビングできました。
やるべきことはやっているので、明日は走るだけです。表彰台のできるだけ上でフィニッシュしたいと思います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選12位)

「今日よりも昨日のほうがいい走りができましたが、明日の決勝が重要です。
FP3であまり走行ができなかったので、予選でスピードを掴むのに苦労しました。
風向きが頻繁に変わり、それに対応したセッティングも必要なので、簡単ではありませんでした。
予選Q2はとても拮抗していて、少しのタイム差が大きなグリッド順の違いになりました。
明日のスタートは自由なタイヤ選択ができますし、それを活かしてポイントを獲得できるよう気持ちを入れ替えて走ります」

【ダニール・クビアト(アルファタウリ)】(予選14位)

「いいラップタイムが出せていたので満足しています。
セッティングを変えて、マシンのフィーリングがよくなりました。
いくつかのコーナーでは改善できてよかったのですが、ストレートだけはピエール(ガスリー)と比べてまだ少しタイムが落ちています。
明日はペナルティーで5グリッド降格してのスタートなので簡単ではありませんが、感触は悪くありません。
ポイント獲得を目標に、できるだけプッシュします」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選11位)

「予選の走りには満足しています。
レーシング・ポイントと同等のタイムを出し、Q3に進めるだけの走りができていましたので、チームとしてもいい仕事ができたと思います。
明日の決勝は11番グリッドからのスタートなので、タイヤを自由に選択できますし、いい結果が出せると思っています。
昨日よりも前進できていますし、明日は10位以内に入ってポイントを獲得したいです」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のイギリスグランプリ予選は、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が唯一Q3に進出しましたが、他の3台はQ2敗退と、われわれにとっては厳しい結果となりました。

フェルスタッペン選手は、メルセデスの2台に続いての3番手からのスタートとなりますので、明日のレースでのよい戦いを期待したいと思います。
11番手となったScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、Q2で10番手のストロール選手と同タイムながら、出走順で順位が決まるレギュレーションにより、惜しくもQ3進出を逃しました。

ガスリー選手および12番手に終わったAston Martin Red Bull Racingのアルボン選手は、明日のレーススタート時のタイヤを選択できますので、タイヤに厳しいこのサーキットではアドバンテージになると考えています。
両チームともにレースペースは悪くないので、4台ともに力強い走りでポジションを上げてフィニッシュできるようチームとともに準備を進めます。

なお、午前のFP3のスタート直前のエンジン始動時にアルボン選手の車にバッテリーパックの異常を確認したため、その時点でバッテリーの交換を決定しました。
地の利を活かして、ミルトンキーンズのファクトリーに戻し、すぐに解析を始めます」

提供:本田技研工業(株)

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