ペレス陽性は私的行動が原因もチームは擁護
Sergio Perez (C)Racing Point
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今回のイギリスGPを新型コロナウイルス検査の陽性反応により欠場を余儀なくされたレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス(29歳:メキシコ)だが、その感染は一時帰国という私的行動が原因だったことがわかった。
それによればペレスは第3戦のハンガリーGP終了後、チームから離れて母国メキシコに帰国、その際に感染したとみられている。
この帰国は最近事故に遭ったとされる母親の見舞いのためだったとのことだ。
この時期にヨーロッパ地域からアメリカ大陸への移動には感染リスクがあったのは事実で、FIA(国際自動車連盟)が示した行動規範に反していたことも事実だが、同チームのオットマー・サフナウアーは次のように語っている。
「ペレスが感染してしまったという現実は残念に思うが、しかし彼はチームとの契約に反した行動を取った訳ではない。
チームのために走るという仕事は完璧にこなしていたし、プライベートで家族と会ってはいけないという契約条項もなかったのだから」と擁護。
さらにペレスは帰国するにあたってチームと事前に連絡を取り、民間の便を使わずプライベート機を利用するなど感染防止に万全の措置を採っていたというが、代償は大きいものになった。
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